ミニ チュートリアル: 等高線をベクトル化する

この練習では、等高線フォローを使用してラスター等高線をベクトル化し、高度を記録します。

注: スタートアップ ガイドのサンプル ファイルは、https://www.autodesk.com/raster_design_getting_started_guide からダウンロードできます。サンプル ファイルをワークステーションにダウンロードして展開し、この練習で使用してください。
ラスター等高線をベクトル ポリラインに変換するには
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サンプル ファイル LiveView_Contour.dwg を開きます。

荒地の小さな等高線マップが表示されます。

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リボンの[ラスター ツール]タブ [ベクトル化と文字認識]パネル ダイアログ ボックス ランチャー()をクリックして[Raster Design オプション]ダイアログ ボックスを表示します。[ベクトル化ツール一般]タブをクリックします。[削除方法]領域で、[消しゴム]をクリックします。

[ベクトル化ツール フォロー]タブをクリックします。[等高線の設定]領域で、[作成する図形タイプ]で[ポリライン]を選択して、[高度間隔]を 20 に設定します。[OK]をクリックします。

これらの設定により、ラスター等高線をトレースするとベクトル ポリラインに置き換えられ、元のラスター等高線が消去されます。

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等高線 7200 が見えるように表示を拡大ズームします。

リボンの[ラスター ツール]タブ [ベクトル化と文字認識]パネル [フォロー]ドロップダウン メニュー [等高線フォロー]をクリックし、7200 の等高線をクリックします。図面の端からラベルの決定点までポリラインが作成されます。ここで、作業を終了するか続行するかを選択します。

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ラベルのギャップに、1 つまたは 2 つの点をクリックします。o と入力して、ラインを端まで続けます。右クリックして、[Enter]をクリックします。

高度として 7200 と入力します。

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等高線を 7200 の左の方にクリックし、右クリックして、[Enter]を選択します。

この等高線にはラベルのギャップがないため、1 回のクリックで完全にベクトル化されます。

この等高線の正しい高度である 7220 をコマンド ラインで入力するようプロンプトが表示されます。これは、図面の高度間隔を一致させるように[AutoCAD Raster Design ツールセット オプション]を設定したためです。[Enter]を押して、現在の高度を確定し、次に[Esc]を押してコマンドを終了します。