サーフェスから流路を作成するには

サーフェス標高と手動で選択した水文学最遠方ポイントに基づいて集水域の流路を作成できます。

このコマンドは、解析に使用する流路を選択する前に、異なる流路をいくつか評価するのに便利です。たとえば、樹木が茂った領域、さまざまなフィーチャ(岩石、池、壁)を持つ未開発の土地、または明確に定義されていない(TIN ポイント間に大きなギャップがある場合やサーフェスの一般的な傾向と矛盾している小さな逸脱がある場合など)TIN に対して、等しく適切ではあるけれど、異なる流路解決策があるかもしれません。

集水域は 1 つの流路のみを持つことができ、サーフェスから定義されている多くの集水域は、集水作成プロセスの一部として既に定義されている流路を持つようになります。集水域の流路が既に存在している場合、このコマンドは選択している水文学最遠方ポイントに基づいて流路を編集します。現在の流路に存在する既存の水流セグメント データは上書きされます。

流路を作成するには、上流の水文学最遠方ポイントと、流路の作成に使用される[ウォーター ドロップ]コマンドで使用されるものと同じアルゴリズムを指定します。水流セグメントの勾配はサーフェスに基づきますが、サーフェスに動的にリンクされているわけではありません。

  1. まだ実行していないのであれば、サーフェスから集水域を作成します。
    注: このコマンドは、最初に [集水域のプロパティ]ダイアログ ボックスに移動して参照サーフェスを指定しない限り、オブジェクトから作成された集水域では使用できません。この場合、新しい流路のために指定した点が、現在の流出ポイントの位置を通過して流れ下る場合、 [サーフェスから流路を作成] コマンドを使用して有効な流路を生成することができます。
  2. [解析] タブ [地盤データ] パネル [流路] ドロップダウン [サーフェスから流路を作成] 検索 をクリックします。
  3. 集水域を選択します。
  4. 水文学最遠方ポイントを選択します。