このタブは、[デザイン]タブを拡張したものです。[設計]タブの選択内容に基づいてボルト締結のデータを計算できます。
リボン: [デザイン]タブ [締結]パネル
[ボルト締結]
をクリックし、[計算]タブをクリックします。
指定された荷重、ジョイントのジオメトリ寸法、材料プロパティ、安全率、その他の要素を考慮してボルト径を計算します。
指定された荷重、ジョイントのジオメトリ寸法(指定のボルト寸法を含む)、材料プロパティ、安全率、その他の要素を考慮して必要なボルト数を計算します。
このオプションは、ジオメトリ寸法とボルト数が設計で固定され、材料の変更による影響を許容荷重が受ける場合に選択します。
締め付けおよび操作中のボルトの強度チェックを実行し、ねじの許容圧力をチェックします。このオプションは既定オプションとして設定されています。
作用力の最大値を指定します。ボルト締結の模式図に、力の作用方向が示されます。
最大の操作接線力を指定します。ボルト締結の模式図に、力の作用方向が示されます。
Ψ = (1.2 から 2.2)の範囲で変わる値を指定します。意味合いについては圧縮応力ジョイント図が理解の助けになります。ジョイントの密着を指定する必要がない場合、最小値が使用されます(Ψ = 1)。動荷重(ロッド ボルトの接続など)には高い値が必要です。
編集フィールドの横のボタンに表示されるヘルプ テーブルによって、力入力係数値の 4 つのオプションから 1 つを選択できます。
接続される材料間の摩擦係数を指定します。
ジョイントに必要な安全水準に応じて値を選択します。
ばねの材料とプロパティを選択します。 を選択すると[材料データベース]が開き、適切な材料を選択できます。
材料を指定するか、材料データベースから選択します。
材料データベースから材料を選択した場合は、材料の値が次の編集フィールドに自動的に挿入され、編集フィールドはロックされます。フィールドのロックを解除するには、チェック ボックスをオフにします。
計算に使用する接続材料の幅です。
ボルト締結のボルト数、寸法、材料およびプロパティ(ねじ径、ピッチ、平均ボルト径、最小ボルト径)を指定または計算します。
ボルトの降伏強さを指定します。
最大許容ねじ山圧力: 入力した値は、p c (ねじ山圧力)の値と比較されます。これは、次の式に基づいて計算された値です。p a = 4 * F max / p (d^2 - d 1 ^2)(0.8 d / p)
ISO 規格準拠の許容ねじ山力圧値が記載されたテーブルについては、『エンジニア ハンドブック』を参照してください。
ナットとボルトの間のねじの摩擦係数値がテーブルに表示されます。
ナットまたはボルトの頭部と、接続される材料との間での接触サーフェスにおける摩擦係数がテーブルに表示されます。
ボルト締結の設計について、追加のオプションが表示されます。([その他のオプション]領域を表示するには、[計算]タブの右下にある[詳細]をクリックします。)
このチェック ボックスがオンの場合、直径の値が計算によって自動的に挿入されます。値を変更するには、このチェック ボックスをオフにします。
[計算]および[設計]タブの右側に[結果]領域を表示するには、右側の二重線をダブルクリックするか山形のマークをクリックします。
圧縮応力やねじ山圧力などの計算された値が表示されます。[計算]をクリックすると、値が表示されます。
ボルト締結の計算に使用される計算式については、『エンジニア ハンドブック』を参照してください。
[結果]ペインに次の出力パラメータが表示されます。
計算に関するレポートが表示されます。[計算]および[設計]タブの下部に[メッセージの要約]領域を開くには、タブの下部にある二重線をダブルクリックするか、タブの下部にある山形のマークをクリックします。メッセージ領域には、すべての計算(状態および疲れ)の要約が表示されます。