コマンド エイリアスは、任意の環境でモデリングやその他のタスクのコマンドを開始する、英数字または文字シーケンスです。
コマンド エイリアスは、ダイアログ ボックスがアクティブなときには使用されません。
ショートカットは、割り込みコマンド(ズームや画面移動など)や、印刷などのファイル ユーティリティ機能に割り当てます。一般的に、ショートカットはダイアログ ボックスがアクティブなときに実行できます。
コマンドを使用できない環境でショートカット キーまたはエイリアスを使用すると、エイリアスは機能しません。たとえば、次のいずれかを入力します。
コマンド エイリアス: キーの組み合わせ[Q]+[C]を[クオリティ チェック]コマンドに割り当てることができます。ただし、コンストラクション環境で作業していない場合、このコマンドは起動しません。
ショートカット キー: 数字キーパッドのプラス記号(+)を直交拘束として定義を定義するには、スケッチをアクティブにする必要があります。スケッチがアクティブになっていない場合は、コマンドは起動しません。
コマンド上にカーソルを置くと、多数の定義済みのショートカット キーまたはコマンド エイリアスが表示されます。[ツール]タブ [オプション]パネル
[カスタマイズ]の順に選択し、[キーボード]タブをクリックすると、すべての定義済みショートカット キーおよび定義済みコマンド エイリアスを表示することができます。大部分のショートカット キーおよびコマンド エイリアスは編集可能で、カスタム値を割り当てることができます。
既定の複数文字コマンド エイリアスは、既定では有効になっていません。[アプリケーション オプション]の[一般]タブにある[プロンプト]領域では、次の機能を有効または無効にできます。
独自のコマンド エイリアスとショートカットを定義できます。また、定義したエイリアスとショートカットを XML ファイルとしてインポートおよびエクスポートすることができます。
使用するキーの組み合わせが既に定義済みのショートカットまたはコマンド エイリアスに割り当てられている場合は、割り当て直すことができます。定義済みのコマンド エイリアスには、選択したコマンドにその文字シーケンスを再割り当てします。ショートカットの場合は、通常はショートカットを削除して、キーの組み合わせを割り当て直すことができます。
コマンド エイリアスの定義には、英数字のキー(A ~ Z、0 ~ 9)のみを使用できます。1 つのキーまたはキーの組み合わせを使用します。
その他のキーは使用できません。文字の間にスペースを入れてはなりません。コマンド エイリアスでは大文字と小文字が区別されません。
次のキーは予約済みで、カスタム ショートカットには使用できません。
[Caps Lock] | [Pause/Break] | [Esc] | 削除する |
その他の標準以外のキー(マルチメディア キーやインターネット キーなど)も不適当です。
各コマンドにはエイリアスを 1 つしか割り当てることができませんが、同じエイリアスを複数のコマンドに割り当てることはできます。この方法は、いくつかの環境に同じ名前のコマンドがある場合、エイリアスを 1 つ覚えるだけで済むので特に便利です。たとえば、スケッチ環境のミラー コマンドと、パーツ環境のミラー コマンドは異なります。すべてのミラー コマンドに同じエイリアス(MI など)を割り当てることができます。
上記の一覧に掲載されている予約済みのショートカット キーを再割り当てすることはできません。たとえば、[Ctrl]+[C]の場合は、常に[コピー]に適用されます。これを別のコマンドに割り当てることはできません。ただし、予約済みのショートカットがあるコマンドを含め、任意のコマンドにエイリアスを割り当てることはできます。このエイリアスをショートカットの代わりに使用します。
キーの組み合わせまたは文字シーケンスが既定のショートカットまたはエイリアスで既に使用されている場合があります。既定は予約済みと同じではありません。[カスタマイズ]ダイアログ ボックスでは、既存の割り当てをオーバーライドし、選択したコマンドにキーの組み合わせまたは文字シーケンスを割り当てることができます。
数字キーパッドに割り当てられたショートカットは、ラップトップ コンピュータでは使用できないことがあります。
[カスタマイズ]ダイアログ ボックスの[キーボード]タブで、[クリップボードへコピー]を使用して、コマンド名とその割り当て済みエイリアス、およびショートカットのリストをコピーします。このデータを Excel のスプレッドシートや任意のワード プロセッサにクリップボードから貼り付けることができます。