ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連. フラグ. Python 例.

概要

subdToBlind([absolutePosition=boolean], [includeCreases=boolean], [includeZeroOffsets=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

subdToBlind は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

サブディビジョン サーフェス階層の編集を、指定したポリゴンのブラインド データにコピーします。ポリゴン フェース数とトポロジは、サブディビジョン サーフェスのベース メッシュのフェース数とトポロジと一致している必要があります。一致していない場合でもブラインド データは表示されますが、サブディビジョン サーフェスに戻した際に、元と同じ結果が得られるとは限りません。

このコマンドは単一のサブディビジョン サーフェスと単一のポリゴン オブジェクトを引数に取ります。それ以外のサブディビジョン サーフェスまたはポリゴン オブジェクトは無視します。

戻り値

booleanコマンドの結果

キーワード

subdivision, surface, hierarchy, blind, data

関連

changeSubdivComponentDisplayLevel, changeSubdivRegion, createSubdivRegion, nurbsToSubdiv, polyToSubdiv, querySubdiv, refineSubdivSelectionList, subdCollapse, subdToPoly, subdiv, subdivCrease, subdivDisplaySmoothness

フラグ

absolutePosition, includeCreases, includeZeroOffsets
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
absolutePosition(ap) boolean create
true に設定すると、階層別編集はポイントのオフセットではなく、ポイントの位置として表現されます。これはほとんどの場合に望ましくありませんが、たくさんの項目のマージや削除のみが目的で、頂点をまったく移動しない場合は、これを true に設定できます。既定は false で、オフセットを保存します。
includeCreases(ic) boolean create
設定すると、折り目も転写します。false の場合、ブラインド データとポリゴンから作成されたサブディビジョン サーフェスは、すべての折り目の情報を失います。既定は false です。
includeZeroOffsets(izo) boolean create
設定すると、ブラインド データにゼロ オフセットが含まれます。これはブラインド データのサイズを大幅に増加させますが、ポリゴンに戻した際に作成したすべての頂点を維持できます。レベル 2 以下の頂点は必ず作成されるため、このフラグは、これらの頂点の動作を変更しません。フラグを設定しない場合、編集した頂点のみがブラインド データに含まれます。オブジェクトのシェイプは忠実に維持されます。既定は false です。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

cmds.subdToBlind( 'subdShape1', 'polyShape4' )