中間結果は、時間分割の結果を保存しており、結果の参照時に時間対結果値のアニメーション表示機能を提供します。
プロファイル中間結果では、射出開始からの特定の時点における、成形品の選択した位置のキャビティの肉厚方向の変数(温度または速度など)を参照することができます。
射出サイクルの各過程における中間結果の数を調整できます。これにより、解析の重要な部分のより詳細な情報を取得できます。たとえば、保圧過程の中間結果が多いほど、反り結果に役立ちます。
3D 連成フロー ソルバーを使用した充填+保圧解析では、既定で充填過程に 5 つの中間ステップ、保圧過程に 5 つの中間ステップ、冷却過程に 3 つの中間ステップがあります。
Midplane または Dual Domain の[充填+保圧]解析では、既定で充填過程に 20 の中間ステップ、解析の残りの過程に 20 の中間ステップがあります。

図 1: 中間結果
赤色: 圧力プロファイル、緑色: 充填過程、茶色: 保圧過程、青色: 冷却過程。