充填解析または流動解析結果

このヘルプ トピックでは、充填、充填+保圧、またはスタンド アローン保圧解析順序を含む解析で生成される結果について説明します。

これらの結果は、材料のファイバーまたはフィラーの有無にかかわらず生成されます。

解析を実行する前に、モデル上で高い曲率を持つ領域のメッシュのエッジ長を慎重に調べ、メッシュが粗すぎないことを確認します。メッシュでコーナーを正しく近似化できるように、エッジ長の短いメッシュをお勧めします。

テキスト表示の結果

次の表は、各解析で作成されるテキスト表示の結果を示しています。

結果
解析ログ
解析チェック
マシン セットアップ

グラフィック表示の結果

次の表は、解析で生成されるグラフィック表示の結果と、各結果が次の解析テクノロジでサポートされているかを示しています。

結果の詳細(表示内容の解釈など)は、次の表の結果名をクリックしてください。

注: 熱可塑性樹脂オーバーモールディング解析では、第 1 コンポーネント用に 1 組とオーバーモールディング コンポーネント用に 1 組の計 2 組の充填解析結果が生成されます。
重要: 3D 圧縮成形解析では、メッシュはソルバー内で変形されます。ノード/要素は、プレスの初期位置まで上に移動され、次にプレスが下に移動するに連れて下に移動されます。このような、解析中に複数回出力されるプロット(圧力、樹脂充填領域など)は、現在の(変形された)メッシュ位置に示され、このことは関連する結果の説明に示されます。ただし、その他のプロットの場合、データは 1 回のみ出力され、結果は事前解析位置のノードの初期メッシュ上に示されます。データは、ノードがまったく異なる位置にあったときに計算されている可能性があるため、プロットの解釈は、メッシュの移動やスムーズ化の方法の詳細に依存します。結果を解釈する際に、このことを理解していることが重要です。
結果利用可能な解析タイプ
ショット重量%
エアー トラップ
エアー ベントを含むエアー トラップ 1
平均速度
バルク温度
バルク温度(要素)
バルク温度(ノード)
充填完了時のバルク温度
キャビティ重量
型締力: XY プロット
型締力中心
密度
変位、コア
変位、最終シフト
伸張速度(3D)
充填時間
フロー フロント速度(速さ)
フロー フロント速度
フロー フロント温度、金型-キャビティ
流量、ビーム 2
突出可能温度への到達時間
固化層比率
充填完了時の固化層比率
固化圧力
保持圧
充填元ゲート
第 1 主方向における反りの初期応力
第 2 主方向における反りの初期応力
コア層配向
スキン層配向
スキン層配向(裏側)
スキン層配向(表側)
樹脂充填領域(3D)
圧力
充填完了時の圧力
射出位置の圧力: XY プロット
V/P 切り替え時の圧力
再溶融領域、オーバーモールディング コンポーネント(3D オーバーモールディング)
再溶融領域、成形品インサート(3D)
実際の肉厚、キャビティ
ラム位置結果
ラム速度、推奨: XY プロット
せん断速度
せん断速度(3D)
せん断速度、バルク
せん断速度、最大(3D)
壁面せん断応力
壁面せん断応力(オーバーモールディング)
ヒケ指標
ヒケ、深さ
ヒケ予測
温度
温度(3D)
フロー フロント温度
熱伝導率テンソル 3
樹脂通過量
突出可能温度への到達時間
未充填キャビティ
速度
速度(3D)
粘度
ベント領域圧力 1
体積収縮
平均体積収縮
突出時の体積収縮
ウェルド ライン
ウェルド ラインとメルド ライン
ウェルド サーフェスの形成(3D)の結果
ウェルド サーフェスの移動(3D)の結果
1この結果は、ソルバー パラメータで[ベント解析を実行]オプションが選択された場合にのみ利用できます。
2流量、ビーム結果は、1 次元要素がモデリングされているあらゆる流動解析で表示されます。
3熱伝導率テンソル結果は、繊維配向解析が有効で、[熱伝導率に対する繊維効果を考慮]オプションが[はい]に設定されている場合にのみ使用できます。