アニメーション レイヤのウェイトにキーフレーミングを設定する

各アニメーション レイヤの Weight プロパティでは、そのレイヤのアニメーションをシーンでどの程度再生するかを定義します。

アニメーション レイヤの Weight プロパティにキーフレーミングを設定し、最終的なアニメーションにおける各レイヤの作用の度合いを時間の経過に応じてアニメートして、レイヤのエフェクトのブレンド具合を変化させることができます。

アニメーション レイヤのウェイトは、Animation Layer エディタの下部にある Weight スライダを使って設定できます。あるいは、レイヤを選択した状態で、Properties、FCurves、または Dopesheet ウィンドウの Weight プロパティで設定することもできます。

注:

親レイヤの Weight プロパティは子レイヤに影響します。子レイヤの Weight プロパティの最終的な値は、子の Weight 値に親の Weight 値を掛けて 100 で割ったものになります。

アニメーション レイヤのウェイトにキーフレームを設定するには:

  1. ウェイトをアニメートしたいアニメーション レイヤをクリックします。

  2. タイムライン インジケータを、キーフレームを設定したい位置に移動します。

  3. Properties ウィンドウで Weight プロパティを選択します。Weight プロパティに設定したキーフレームは、Weight プロパティを選択しているときにのみ表示されます。

  4. Animation Layer エディタの下部にある Weight スライダを使用して、Weight 値を設定します。あるいは、Properties ウィンドウの Weight プロパティで値を変更することもできます。

  5. 次のいずれかの方法で、キーフレームを設定します。

    • Key Controls ウィンドウのいずれかのキーフレーム ボタンをクリックします。
    • Animation Layer エディタの Weight スライダの Keyframe (K)オプションをクリックします。
    • Properties ウィンドウの Weight プロパティの Keyframe (K)ボタンをクリックします。
    注:

    レイヤの Weight プロパティをアニメートする場合、キーフレームは必ず同じレイヤ上に設定されます。たとえば、AnimLayer1 のウェイトをアニメートする場合は、Weight プロパティのキーフレームは AnimLayer1 上にのみ設定できます。

アニメーション レイヤを Relation コンストレイント オブジェクトとして使用する場合は、「Relation コンストレイントでアニメーション レイヤのウェイトを使用する」を参照してください。

アニメーション レイヤの Weight プロパティに設定したキーフレームは、Transport Controls、FCurves ウィンドウ、Dopesheet ウィンドウで表示、編集できます。