ビデオ: 保存されたビューの位置を使用する

保存されたビューの位置を使用すると、複数のシートで類似するビューを一貫性を維持しながら配置できます。

このビデオでは、次の操作について説明します。

  1. 保存されたビューの位置を作成する。
  2. ビューにビュー位置を割り当てる。
  3. 保存位置を使用して、ビューを配置する。
  4. 保存位置を編集して、複数のシートを更新する。
注: このビデオは、使用中のものとは異なるバージョンの Revit を使用して作成された可能性があります。これよりも新しいソフトウェア リリースを使用するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

モデルでシートを作成する際に、モデルのさまざまなビューを複数のシートで一貫した位置に配置したい場合があります。ビューの位置を保存し、複数のビューに割り当てて一貫性を維持できます。

たとえば、このモデルには 3 つの平面図があり、すべてを各シートの右下隅に配置するとします。1 つ目の平面図の位置を使用して、他の 2 つの平面図の位置を設定します。

シート ビューで、ビューを選択します。リボンのコンテキスト タブで、[位置を保存]を選択します。ダイアログ ボックスで、位置の名前を入力します。この例では、位置に「Floor Plans」という名前を付けます。この名前は[保存位置]ドロップダウン メニューで変更できます。

右クリックして、2 つ目の平面図用の A0 サイズのシートを新規作成します。プロジェクト ブラウザで、[02 - Floor]ビューを選択します。プロパティ パレットで、[シート上のビューの位置]セクションまでスクロール ダウンします。ドロップダウン メニューを使用して、[保存位置]パラメータに[平面図]を割り当てます。

保存位置が割り当てられたら、プロジェクト ブラウザで[02 - Floor]ビューをクリックしてキャンバスにドラッグし、ビューを配置します。保存位置が割り当てられているため、自動的にシート上に配置され、シート A1 の平面図ビューに位置合わせされます。同様の手順で、3 つ目の平面図用に別のシートを追加します。

シート上でビューを移動するには、そのビューを選択して[位置を編集]をクリックします。ビューをクリックしてシートの右上隅にドラッグし、[終了]をクリックします。保存位置がモデル内のすべてのビューで更新されることを警告するメッセージが表示されます。[OK]をクリックします。他のシートの平面図ビューも同様に再配置されます。

保存位置を使用してシートを配置し、複数のシートで一貫したビューの位置を維持します。