地形リンク

Autodesk Civil 3D を使用して土木設計者が作成した地形へのリンクを作成します。

ビデオ: 建物モデルに地形をリンクする

地形により、Revit の建物モデルに周辺環境を提供できます。土木設計者が後で地形を更新した場合は、リンクを再ロードすると Revit モデル内で変更を確認できます。

地形をリンクするには

  1. Autodesk Desktop Connector を準備します
    注:

    コンピュータにインストールされている Desktop Connector のバージョンを確認してください。地形リンクはバージョン 14.12.0.1491 以降で動作します

    最新バージョンの更新については、こちらのヘルプ トピックをご覧ください。

  2. Civil 3D で次のように地形を用意します。
    1. プロジェクトの地形を作成します。
    2. Autodesk Docsサーフェスをパブリッシュします。

      サーフェスをパブリッシュする処理には数分かかることがあります。準備が整ったら、地形データが Autodesk Docs フォルダに表示されます。

  3. (省略可能) Autodesk Docs で地形を確認します。
  4. Revit で、次の手順に従って地形を現在のモデルにリンクします。
    1. 建物モデルの座標を指定します

      土木設計者が作成したグリッド(GIS)座標を使用して、モデルの測量点を定義します。この方法により、リンクした地形でモデルを正確に配置できます。

      この手順を省略すると、リンクした地形の中心がモデルの中心に配置されるため、手動で配置する必要があります。「リンクした地形の配置について」を参照してください。

    2. 平面図ビューまたは 3D ビューを開いて建物モデルを表示します。

      [表示/グラフィックス]ダイアログを使用して、ビュー内に地形ソリッドが表示されることを確認します。たとえば、外構図ビューには既定で地形ソリッドが表示されます。

    3. [挿入]タブ [リンク]パネル (地形リンク)をクリックします。
    4. [地形リンク]ダイアログで、地形にナビゲートします。

      適切な Autodesk Docs プロジェクトとフォルダを選択します。ダイアログに、サーフェスを含む地形のリストが表示され、 アイコンで示されます。

    5. 目的の地形を選択して、[リンク]をクリックします。

表示/グラフィックス: 現在のビューの[表示/グラフィックス]設定に基づいて、現在のビューに地形ソリッドが表示されます。他のビューで地形ソリッドの表示をコントロールするには、[表示/グラフィックスの上書き]ダイアログ ボックスを使用します。

複数のサーフェス: リンクされた地形に複数のサーフェスが含まれている場合、各サーフェスはリンク内で個別の要素として扱われます。[Tab]を押して、個々の地形ソリッドを選択します。「リンク モデル内の要素を選択する」および「リンクした地形での作業について」を参照してください。

[使用する最大点]: Revit.ini ファイルで、リンクされた地形ソリッドの作成に使用する点の最大数を調整します。LinkToposolidMaxPointThreshold の詳細については、「Revit.ini のその他の設定」を参照してください。
  • 10,000 ~ 50,000 ポイントの範囲。
  • 既定値: 20,000
注: 使用する点の数が多いほど、より正確な地形ソリッド表現が作成されますが、地形ソリッドを編集するときやモデルをナビゲートするときのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。