鋼板の既定のマテリアル

新規作成される鋼板は、手動または鉄骨接合によって作成されるときに関連性のあるマテリアルが自動的に割り当てられるようになりました。

新規作成される鋼板の既定のマテリアルは、[管理] [プロジェクト単位]の[長さ]で選択されている単位によって異なります。「プロジェクト単位」を参照してください。

既定のマテリアルがモデルにロードされていない場合、鋼板にはモデルにロードされる最初の鉄鋼マテリアル(メタル スタッド レイヤなど)が含まれます。

Revit 2026 へのモデルのアップグレード

プロジェクト ファイルを Revit 2026 にアップグレードする際に、メートル法モデルまたはヤード ポンド法モデル(鉄鋼 ASTM A36 / S 235)に適したマテリアルがロードされた場合、既存または新規のプレートは次のように動作します。

  • 旧リリースの既定のマテリアルまたは変更されていないマテリアル(メタル スタッド レイヤなど)を使用して個別に作成されたプレート: アップグレード時にも同じマテリアルが維持されます。
  • 旧リリースの修正されたマテリアル(グレード 80 など)を使用して個別に作成されたプレート: アップグレード時にも同じマテリアルが維持されます。
  • 旧リリースの既定のマテリアル(メタル スタッド レイヤなど)を使用したベース プレート接合のプレート: アップグレード時に、マテリアルは既定の鉄鋼 ASTM A36/鉄鋼、S 235 に変更されます。
  • 旧リリースで修正されたマテリアル(グレード 80 など)を使用したベース プレート接合のプレート: アップグレード時にも同じマテリアルが維持されます。
  • 旧リリースの既定のマテリアルまたは変更されていないマテリアル(メタル スタッド レイヤなど)を仕様したカスタム接合の個々のプレート: アップグレード時にも同じマテリアルが維持されます。
  • 旧リリースで修正されたマテリアル(グレード 80 など)を使用したカスタム接合の個々のプレート: アップグレード時にも同じマテリアルが維持されます。
  • 以前のリリースで既定のマテリアル(メタル スタッド レイヤなど)を使用したカスタム接合にネストされているベース プレート接合のプレート: アップグレード時に、マテリアルは鉄鋼 ASTM A36/鉄鋼、S 235 に変更されます。
  • 旧リリースで修正されたマテリアル(グレード 80 など)を使用したカスタム接合にネストされているベース プレート接合のプレート: アップグレード時にも同じマテリアルが維持されます。

詳細は、「構造プレート インスタンス プロパティ」を参照してください。