データ管理サーバでは、Windows タスク スケジューラを使用して、Vault で設定したスケジュールに基づいて、Vault のバックアップがスケジュール設定されます。
バックアップ スケジュールを作成するには、次の手順を実行します。
[バックアップの環境設定]ダイアログの開始
Autodesk Data Management Server Console を起動します。
[ツール] > [バックアップ スケジュール]の順に選択します。
[バックアップ設定]ダイアログで、バックアップ格納先のフォルダの場所を入力します。
バックアップ ログ ファイルの場所および txt ファイル拡張子の名前を入力します。
証明書を設定する
バックアップを実行する際に使用する証明書として[Vault ユーザ アカウントを使用]または[Windows 認証を使用]を選択します。
SQL SA 証明書をカスタマイズしている場合は、[SQL 証明書]タブに新規証明書を入力する必要があります。
バックアップ タイプを選択する
[バックアップ設定]ダイアログでは、フルおよび/または差分バックアップのスケジュールを作成できます。
[完全バックアップ]または[差分バックアップ]タブのいずれかで、チェックボックスを選択してバックアップのスケジュールを作成します。
バックアップする Vault とライブラリを選択します。Vault またはライブラリを選択するには、[...]をクリックし、バックアップする Vault およびライブラリを選択します。[すべて選択/選択解除]チェックボックスを使用すると、バックアップ対象のすべての Vault およびライブラリをすばやく選択または選択解除できます。
バックアップを実行する開始日付および時間を設定します。
ファイルのバックアップを除外するには、[データベースのみをバックアップ]チェックボックスをオンにします。
コンテンツ センター ライブラリをバックアップ プロセスに含めるには、[コンテンツ センター ライブラリをバックアップ]チェックボックスをオンにします(完全バックアップのみ)。
[ファイル保管場所を検証]チェックボックスをオンにすると、データベース内に記録されているすべてのファイルを、ファイル保管場所のファイルと照合して検証します。この検証では、ファイルのチェックサムが使用され、それらのファイルが Vault にチェックインされたときのファイルと同一であるかがチェックされます。
作成後のアーカイブが正常であることを確認するには、[バックアップ ファイルを検証]チェック ボックスをオンにします。
既定では、複製する必要があるすべてのファイルが複製されてからバックアップが開始されます。これらのファイルの複製を待たずにバックアップを開始するには、[複製されていないファイルを無視する]チェック ボックスをオンにします。
作成したバックアップのタイプのスケジュールを実行する曜日を選択します。
すべてのオプションを選択し終えたら、[OK]ボタンをクリックしてバックアップ バッチ ファイルを作成します。
バッチ ファイルは、<>¥Autodesk¥ADMS 20XX¥ADMS Console ディレクトリに保存されます。完全バックアップ バッチ ファイルには VaultFullBackup.bat、差分バックアップには VaultIncrementalBackup.bat という名前が付けられます。
バックアップは Windows タスク スケジューラでスケジュール化されます。必要な場合は、それを使用してタスクを変更することができます。