データ カード機能によって、ファイル(または複数のファイル)に割り当てられたメタデータの有用な概要情報を 1 箇所からのアクセスで参照できます。
指定したファイルに関係する Vault の詳細情報やプロパティを表示できるため、モデルのライフサイクル全体で、それらのファイルの管理に必要な情報を簡単に参照できます。データ カードにより、Inventor アプリケーションを終了することなく、ファイルの Vault の状態に関する確認、ファイルのサムネイルの表示、プロパティ情報の表示と修正を行うことができます。
管理者は、[Vault 設定]ダイアログの[データ カードを設定]ダイアログ ボックスでデータ カードのレイアウトを設定できます。ここで、管理者は、データ カードで使用するページ数、変更用に表示するプロパティを決定できます。編集のために柔軟にプロパティを追加および削除できるため、管理者はプロパティ管理を合理化できます。
[ツール] > [管理] > [Vault 設定] > [動作] タブの順に選択し、 [データ カード] ボタンをクリックして[データ カードを設定]ダイアログにアクセスします。
[データ カードを設定]ダイアログで、タブを管理し、CAD ユーザが変更可能なプロパティを決定します。プロパティの一覧には、選択したタブに追加可能なプロパティがすべて表示されます。プロパティは、一度に 1 つのタブへ追加できます。ただし、複数の異なるタブに同じプロパティを一覧表示できます。
Vault Client で、 [ツール] > [管理] > [Vault 設定] > [動作] タブを選択し、 [データ カード] をクリックします。
[データ カードを設定] ダイアログで、プロパティの一覧からプロパティ(複数可)を選択して[追加]をクリックすると、選択したタブにプロパティが格納されます。
プロパティを選択し、任意のタイミングで [削除] をクリックすると、選択したタブのプロパティを絞り込むことができます。
必要に応じて、[上へ移動]または[下へ移動]ボタンをクリックし、タブのプロパティの順序を整理します。
選択したタブをダブルクリックして、名前を変更します。
新しいタブを作成するには、[+]タブをクリックします。
完了したら、 [OK] をクリックして設定を保存し、ダイアログを閉じます。
[リセット] をクリックすると、ダイアログを最後に保存したレイアウトにいつでも復元できます。