Autodesk Inventor で Vault のフォルダをマッピングする

Autodesk Inventor プロジェクト ファイルには、Vault 内の対応するフォルダと関連付ける必要のあるフォルダ パスが含まれています。

対応するフォルダと関連付けることで、Autodesk Inventor ファイルを Vault にチェックインしたり、Vault からチェックアウトする際にプロジェクト構造が正しく維持されます。Autodesk Inventor 内のフォルダをボールト フォルダにマッピングする場合は、物理ディスク上でのファイルの場所と相対してボールト内のファイルの場所を指定してください。

このプロセスは、Autodesk Autoloader を使用して自動化することをお勧めします。または、[フォルダをマッピング]ダイアログ ボックスを使用して、手動でフォルダをマッピングすることもできます。

Autodesk Autoloader を使用して Vault フォルダをマッピングする

1. [スタート] > [プログラム] > [Autodesk] > [Autodesk Data Management] > [ツール] > [Autodesk Autoloader]の順にクリックします。
2. マッピングする Inventor データが格納されているフォルダを参照して選択します。

Autodesk Autoloader の詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください。

[フォルダをマッピング]ダイアログを使用して Vault フォルダをマッピングする

Autodesk Inventor Vault ファイルの保存場所を手動で指定するには、[フォルダをマッピング]ダイアログを使用します。この情報は、他のユーザも使用できるように、Autodesk Inventor プロジェクト ファイルに保存されます。

Vault に保存したライブラリをプロジェクトにマッピングするには、作業スペース フォルダの場合とほぼ同じ方法で行います。ただし、ライブラリ フォルダを作成する場合は[ライブラリ]チェック ボックスをオンにしておく必要があります。ライブラリ フォルダは、Vault のルート レベルの直下にのみ作成できます。

Vault に保存した設計データとテンプレートは、Inventor プロジェクトにマッピングされます。これにより、管理者または CAD マネージャが変更した設計データとテンプレートの異なるバージョンを管理できます。

Autodesk Inventor でプロジェクトを手動でマッピングするには

1. Autodesk Inventor プロジェクトを開きます。

2. ボールトにログインします。

3. Inventor で[Autodesk Vault]リボンの[アクセス]グループからドロップダウン矢印を選択し、[フォルダをマッピング]を選択します。

4. [プロジェクト フォルダのマッピング]ダイアログで、[プロジェクト ルート]を選択します。[編集]をクリックして、ローカル プロジェクト ファイルと Vault 内の目的の場所との間のマッピングを作成します。

5. 既存の Vault フォルダを選択するか、Vault にフォルダを作成します。

   注: ベスト プラクティスとして、重複する名前を持つファイルをフォルダに格納する場合、ファイル名の重複を許可してください。Vault フォルダをマッピングする場合、マッピングを許可するために、この設定を一時的にオフにできます。詳細については、「ファイル名の重複を許可しない」を参照してください。

6. Vault フォルダを選択するには[OK]をクリックします。

7. コンテンツ センター ファイル、テンプレート、および設計データに対して手順 4 から 6 を繰り返します。

8. ローカル フォルダを選択した Vault フォルダにマッピングするには、[OK]をクリックします。

Vault にフォルダを作成するには

1. [Vault フォルダを参照]ダイアログ ボックスで、[新規フォルダ]をクリックします。[フォルダを作成: $]ダイアログが表示されます。
2. フォルダの名前を入力します。
3. ライブラリ フォルダを作成するには、[ライブラリ]チェック ボックスをオンにします。
4. [OK]をクリックします。

Autodesk Inventor で作業スペースを参照するには

Autodesk Inventor で、現在のモデルを格納している作業スペースを参照できます。

• [Autodesk Vault]リボンの[アクセス]グループからドロップダウン矢印を選択し、[作業スペースへ移動]を選択します。