グラフ要素の管理
グラフ要素を操作して、レポート データの表示方法をカスタマイズします。
グラフ コントロールでは、便利な右クリック メニューを使用して、グラフの色をオーバーライドすること、グラフ要素やマッピングされたコンポーネントに基づき Inventor のファイルの選択セットを作成すること、およびマッピングされたコンポーネントのデータ カード デッキを取得することができます。
注: データ マッピング機能は、Autodesk Vault Collaboration および Professional エディションでのみ使用できます。
グラフ要素を選択する
マップ データのレポートでは、すべてのグラフ要素が既定でモデルにマッピングされます。ただし、レポートの個々のグラフ要素を選択し、それらの要素のみをマッピングすることもできます。さらに、開いたモデルでデータを表示する方法も操作できます。
グラフ要素を選択する方法は 3 つあります。グラフ要素を選択したら、右クリック メニューを使用してデータのマップ方法や表示方法をカスタマイズできます。
- グラフの 1 つの要素をクリックして選択します。その要素に赤い縁取りが付けられます。
- 複数のグラフ要素を選択するには、[Ctrl]ボタンを押しながら複数のグラフ要素を選択し、それらの要素を右クリック メニューを使用して操作します。
- 別のグラフ要素をダブルクリックすると、その要素がグラフから分離されます。[マップ データ]がオンのときや、データ マッピングが更新されときは、分離された要素のみがモデルにマッピングされます。
選択を完了したら、[色マッピングまたは分離をクリア]をクリックしてデータ マッピングを更新するか、選択のみの表示を更新します。
注: 要素の選択や色のオーバーライドの変更は、マッピングを更新するまでは、モデルにマッピングされません。
右クリック メニューのオプション
右クリック メニューには、マッピングされたデータを操作するため、および表示をカスタマイズするための追加オプションがあります。
コマンド | 定義 |
色をオーバーライド | グラフ要素に異なる色を指定できます。 |
リセット | 色のオーバーライドを削除します。 |
選択セット | 選択したグラフ要素に対応するコンポーネントの選択セットを作成します。対応するコンポーネントがブラウザとキャンバスで選択されます。 |
選択セットに追加 | グラフ要素に対応するコンポーネントを現在の選択セットに含めます。 |
データ カードの取得 | 現在マップされている各コンポーネントのデータ カードを取得します。 |
関連する概念
関連情報