アイテムを Fusion Manage に同期する
Vault コネクタを使用すると、Vault アイテムと関連データを直接 Fusion Manage ワークスペースに同期できます。これは、Vault Client からオンデマンドで実行することも、ライフサイクル ステータス変更の一環として自動的に実行することもできます。
同期の前提条件
Sync to Fusion Manage
または Open in Fusion Manage
コマンドを使用する前に、次の条件を満たす必要があります。
- ADMS Console で Vault コネクタを有効にする必要があります。
- Vault とターゲットの Fusion Manage ワークスペースの間で、プロパティ マッピングを設定する必要があります。
同期プロセス
アイテムが Vault から Fusion Manage に同期されると、コネクタは次のアクションを順番に実行します。
- ターゲットの Fusion Manage ワークスペースに対応するアイテムを作成します。
- Vault アイテムの部品表(BOM)に基づいて、アイテムの BOM を入力します。
- 関連ファイルをアップロードして Fusion Manage アイテムに添付します。
同期された添付ファイル
同期プロセスには、Vault アイテムの次のタイプの添付ファイルが含まれます。
- 直接添付ファイル(設計ファイルを除く)
- 1 次および 3 次リンク ファイルからの DWF 添付ファイル
- 1 次および 3 次リンク ファイルからのデザイン リプレゼンテーションの添付ファイル(PDF ファイルや STEP ファイルなど)
重要事項
- アイテムのリビジョン: Vault コネクタはアイテム データを同期しますが、アイテムのリビジョン履歴は同期しません。同期のたびに、Vault の現在のバージョンに合わせて、Fusion Manage の既存のレコードが更新されます。
- Fusion Manage で開く: [
Open in Fusion Manage
]コマンドは、少なくとも 1 回は正常に同期されたアイテムにのみ使用できます。