この例では、ネットワークの情報と GIS レイヤーのデータを組み合わせて使用し、ネットワーク内の重要な管を識別する方法を示します。一連の SQL ステートメントによって、すべての条件を満たす管が特定されるまで、選択が絞り込まれます。次に、SQL を使用して、選択した管に値を設定します。
下の図 1 に、GIS とネットワークのデータを示します。

この例では困難な地盤で損傷の大きな管を探します。具体的には、病院の近くでこのような管を選択します。なぜなら、そのような管の破損は大きな問題になる可能性があるためです。
上の図 1 は、対象領域を示しています。
対象となるさまざまな道路や建物について、以下のステージで説明します。
| ステップ | ステップの説明 | クエリー | イメージの例 |
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A |
最初の SQL オブジェクトは、次の条件に基づいて複数の管を選択します。
SQL オブジェクトがネットワークに適用されると、SQL ステートメントの条件を満たすすべてのネットワーク オブジェクトが選択されます。 |
SQL query context:
width >= 300 AND material = "CO" AND gislayer.STRUCTURE = "B Road" AND user_number_7 >= 2 |
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B |
2 番目の SQL オブジェクトは、1 番目の SQL オブジェクトによる選択を絞り込みます。[現在の選択にフィルタを適用]がオンになっていることに注意してください。これにより、SQL が適用されるネットワーク オブジェクトは選択済みのものに限定されます。これはパワフルなツールです。
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SQL query context:
gislayer.WRAPCLASS = 1 OR gislayer.WRAPCLASS = 3 |
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C |
3 番目の SQL オブジェクトでは、選択した管が病院の近くにあるかどうかを確認するために検査します。病院の近くで管が崩壊したために、交通が遮断されたり、地域に汚水が放出されたりすると、重大な問題になる可能性が高いため、このような状況で損傷した管を修復することは、他の場所よりも重要になります。
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SQL query context:
SET criticality = 5, criticality_flag = "AA" WHERE gislayer.STRUCTURE = "Hospital" |
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D |
SQL クエリーをグループ化して自動的に実行し、プロセスをさらに効率化できます。 ここでは、上記の 3 つのクエリーは、同じ保管クエリー グループに配置されています。このグループをネットワークにドラッグすると、グループに含まれるすべてのクエリーがアルファベット順に実行されます。 そのため、個々のクエリーに名前を付ける際に少し注意するだけで、強力な複数ステップのクエリーを作成できます。 |
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