ERP インポート時の重複を解決する

インポートしたファイルは、重複の存在を確認するために、指定のマッピングと比較されます。以下のような重複の発生が考えられます。

注: ファイルをインポートする前に、すべての重複を解決しなければなりません。 重複しないアイテムのみをインポートするには、[重複するすべてのアイテムを無視する]チェック ボックスをオンにします。

[インポート]ウィザードの[結果をプレビュー]画面に、Vault Professional の既存のアイテムと重複するインポート対象のアイテムが一覧表示されます。重複するアイテムはハイライト表示され、インポートできないアイテムは表示されません。重複が示されている[重複]列にカーソルを置くと、重複に関する短い説明文を確認できます。

アイテムを無視するには

個々の重複を解決するには

  1. 重複を含む行をダブルクリックします。
  2. [重複の解決]ダイアログ ボックスで、次のオプションを選択できます。
    • アイテムのインポートをスキップする場合は、[無視]をクリックします。重複するアイテムだけでなく、どのようなアイテムでもインポート対象外として無視できることに注目してください。つまり、インポートするアイテムを選択できるということです。
    • アイテムが Vault Professional に存在する場合は、[上書き]をクリックし、既存のアイテムを置き換えます。
    • アイテムが Vault Professional に存在しない場合は、[作成]をクリックし、新しいアイテムとして追加します。
  3. 新しいアイテムを作成したり、既存のアイテムを上書きするときに、計測単位またはアイテム カテゴリが Vault Professional に存在しない場合は、インポート ファイルの値を既存の Vault Professional の値にマッピングする必要があります。置き換える値をドロップダウン リストから選択します。出現するすべての値にマッピングを適用するには、[インポートしたアイテムに同じ値が複数含まれていた場合はすべてに適用]チェック ボックスをオンにします。
  4. アイテムのプロパティ値とそれに対応する Vault Professional アイテムのプロパティを表示するには、[詳細]をクリックします。これは重複の解決に役立てることができます。
  5. [完了]をクリックして、重複を解決します。
注: インポートしたアイテムが既に Vault Professional に存在し、そのアイテムがリリース済みの場合、リビジョンのプロパティ値は、リビジョン シーケンスの現在の値よりも大きくする必要があります。たとえば、アルファベットのリビジョン スキーマでは、Vault Professional のリビジョンが C の場合、インポート ファイルのプロパティ値を D、E、F 以降にする必要があります。