Vault 管理者は、検索レポートを作成したり、レポート テンプレートを作成して編集したり、収集されたデータの表示方法を最適化するためにデータのマッピングの出力設定を行うことができます。
[検索]ダイアログ ボックスにある[レポート]ボタンを使用して検索のレポートを生成します。検索レポートはカスタム テンプレートとともに保存することができます。
このアプリケーションではいくつかのテンプレートが提供されています。
テンプレート名 |
説明 |
ECO Average Close Rate(ECO 平均必要日数) |
ECO を閉じるのに必要な平均日数を表示します。 |
ECO By State(状態別 ECO) |
ECO の状態に基づいて、ECO をグループで表示します。 |
ECO Detail(ECO 詳細) |
ECO の数、順序変更のプロパティ、状態、期日、送信情報を非表形式で表示します。 |
ECO Status Created on Month(月に作成された ECO の状態) |
状態ごとに ECO の数を表示します。 |
ECO Table(ECO の表) |
ECO の数、順序変更のプロパティ、状態、期日、送信情報を表形式で表示します。 |
File by Category(カテゴリ別のファイル) |
ファイル名、履歴、状態、コメント、およびチェックイン情報のカテゴリ別円グラフを表示します。 |
File Detail(ファイルの詳細) |
ファイル名、履歴、状態、チェックイン情報、およびコメントを非表形式で表示します。 |
File Table(ファイルの表) |
ファイル名、履歴、状態、チェックイン情報、およびコメントを表形式で表示します。 |
Item By State(状態別の項目) |
項目の情報を状態に基づいてグループで表示します。 |
Item Detail(項目の詳細) |
項目名、履歴、状態、タイプ、単位、変更情報、コンプライアンスの状態、および説明を非表形式で表示します。 |
Item Table(項目の表) |
項目名、履歴、状態、タイプ、単位、変更情報、コンプライアンスの状態、および説明を表形式で表示します。 |
[検索]ダイアログから検索レポートを作成するには
保存されている検索フォルダから検索レポートを作成するには
レポート管理機能を使用すると、管理者はレポート テンプレートの値に色を割り当てることができます。CAD アプリケーションでレポート生成機能によってテンプレートが使用される際、関連する値に色が自動的に割り当てられます。
また、ロールおよび許可は、使用されていない値または古い値をレポート テンプレートから削除することもできます。
色がまだ割り当てられていない値を返すレポートが生成されると、レポート コントロールは、定義済みの色の一覧から色を新しい値に割り当て、レポート テンプレートに新しい色の名前と値のペアをライトバックします。[色を割り当て]ダイアログに新しい値と既定の色割り当てが表示され、管理者は、色をこの新しい値に割り当てることでテンプレートを更新できるようになります。
[色を割り当て]ダイアログ
[色を割り当て]ダイアログでテンプレートが開かれると、テンプレートに含まれるチャート要素が、要素ごとに現在割り当てられている色とともに一覧表示されます。テンプレートに複数のチャートが含まれている場合、チャート要素はチャート単位でグループ化されます。
テンプレートは、ローカル フォルダからでも Vault からでも開くことができます。レポートが生成済みの場合にのみ、[値]列にチャート要素の名前が入ります。レポートが生成されていない場合、[値]列のフィールドは空白です。
既定では、[色を割り当て]ダイアログに 8 色の既定パレットが表示されます。テンプレートで指定した場合を除き、色は以下の順序でチャート要素に割り当てられます。
[値]フィールドに正確なチャート要素名を入力し、色を選択すると、その色がチャート要素に割り当てられます。
テンプレートを保存して変更を確定します。
レポートを管理する
テンプレートにカスタム色プロパティが含まれていない場合、規定の色パレットが表示されます。
カスタム色プロパティがテンプレートに追加されている場合、値の名前が抽出され、割り当てられた色とともにダイアログに表示されます。色を割り当てていない新しい値は、既定の一覧で次に使用可能な色とともに表示されます。
または
テンプレートが Vault からチェックアウトされている場合、保存後に再びチェックインされます。
レポート テンプレートのオーサリング ユーティリティは、Vault Client と一緒にインストールされます。このユーティリティを使えば、検索データ保管用の簡易クライアント レポート定義ファイル(.rdlc)を簡単に作成することができます。このユーティリティによって提供されるのは、カテゴリ化を目的とする未加工のテンプレート構造のみです。視覚的なレイアウトのカスタマイズには、高度なテンプレート オーサリング ツールが必要です。クライアント レポート定義ファイルおよび推奨されるオーサリング ツールの詳細については、MSDN ライブラリを参照してください。
ReportTemplateAuthoritingUtility.exe ファイルの格納場所は C:\Program Files¥Autodesk¥<Autodesk Vault エディション> <年>¥Explorer フォルダです。ここで、<Autodesk Vault エディション> は、ご使用の Autodesk Vault エディションの名前(たとえば、Autodesk Vault Professional)です。
レポート テンプレートを作成する