ASPNET アカウントの許可チェック

ASPNET アカウントの許可チェック

    ASP.NET アカウントが必要なフォルダにアクセスする許可を持っているかどうか、偽装権限ではないかどうかをチェックします。ASP.NET アプリケーションと Web サービスを実行するには、ASP.NET アカウントに特別な許可が必要となります。ASP.NET アカウントでは、以下の[アクセス制御リスト](ACL)が必要となります。Microsoft .NET Framework の既定のインストールには、以下のACL が含まれています。

    [位置(LOC)] [許可]
    %installroot%¥Temporary ASP.NET Files 読み取り / 書き込み許可、およびフォルダの内容をリストする許可
    %windir%¥temp 読み取り / 書き込み許可
    Web site root 読み取り許可
    %installroot% hierarchy 読み取り許可
    %driveroot%¥Program Files 読み取り許可
    %windir%¥assembly 読み取り許可

    ソリューション 1

      Microsoft .NET Framework を削除し、再インストールします。

    1. Windows の[コントロール パネル]を起動します。
    2. [コントロール パネル]ダイアログ ボックスで、[プログラムの追加と削除]をダブルクリックします。
    3. [プログラムの追加と削除]ダイアログ ボックスで、[Microsoft .NET Framework 3.5 SP1]を選択します。
    4. [変更/削除]をクリックします。
    5. Microsoft .NET Framework を削除することを確認するメッセージが表示されます。[はい]をクリックします。NET Framework 3.5 SP1 が削除されたら、続いてインストールを実施します。.NET Framework は自動的に再インストールされます。

    ソリューション 2

    ASP.NET アカウントが、上記の場所に対するアクセス権を持っていることを確認します。ASP.NET アカウントの名前は、システム構成により異なります。

    • Windows XP 上の IIS 5.1 の場合、アカウントは ASPNET になります。
    • IIS 6.0 の場合、アカウントは、Local System、Local Service、Network Service のいずれかになります。

    コンピュータ ポリシーを強制的に更新します。

    1. コマンド プロンプトで、secedit /refreshpolicy machine_policy /enforce と入力します。
    2. コマンド プロンプトで、iisreset と入力します。