ご使用の Vault 環境を Autodesk Vault の新しいリリース年またはエディションにアップグレードする場合に関する概要です。Autodesk Vault の 2009 から現在のリリースまでの各リリースに関する詳細が記載されています。
アップグレードとは
アップグレードは、より新しいリリース(たとえば、Vault 2012 から Vault 2014)、より上位の製品エディション(たとえば、Vault Workgroup から Vault Professional)、またはその両方に Vault データを移行することを意味します。アップグレードするときは、まず最新のリリースにアップグレードして、次に製品エディションをアップグレードします。たとえば、Vault Workgroup 2012 から Vault Professional 2014 に移行する場合は、まずリリースを Vault Workgroup 2014 にアップグレードし、次にエディションを Vault Professional 2014 にアップグレードします。
アップグレードに伴う作業
Autodesk Vault 環境のアップグレード プロセスは、バックアップの検証、SQL のアップグレード、Vault サーバのアップグレード、クライアントのアップグレード、バックアップの作成の 5 つの段階で構成されます。各段階の手順の数は、既存の Vault の実装によって異なります。
アップグレードの実行者
このドキュメントの説明では、アップグレードを実行する管理者は一般的なサーバ管理作業に慣れていることを前提にしています。最低でも、管理者は Microsoft Windows™ でのソフトウェアのインストールおよびアンインストールに慣れている必要があります。
アップグレードの支援が得られる場所
Autodesk Vault 環境について、気になる点や不明な点がある場合は、付加価値リセラーまたはオートデスク コンサルティングに相談することが最良の方法です。これは、クラスタ化された SQL を使用している場合や Vault と他の製品を統合している場合に特に重要です。
『Autodesk Vault Upgrade Guide』(英語)の PDF 版を表示する方法
AutodeskVaultUpgrade.pdf をクリックしてください。
SQL Express または SQL Standard のアップグレードに関する質問がある場合
SQL のアップグレードの詳細については、このセクションの手順を参照してください。Microsoft SQL の詳細については、Microsoft SQL のヘルプを参照してください。