Revit で Autodesk® Rendering を使用するには

始める前に

Autodesk® Rendering を使用する前に、Revit で 3D ビュー、照明、その他のパラメータを設定します。

3D ビュー
Autodesk® Rendering では、Revit で作成した 3D ビューを使用してレンダリングを実行します。プロジェクト内の 1 つまたはすべての 3D ビューをレンダリングすることができます。このサービスは 2D ビューでは機能しません。
マテリアル
Autodesk® Rendering は、高度に最適化されたエンジンです。Revit で使用されているレンダリング エンジンと同じものではありません。そのため、レンダリングしたマテリアルの外観にわずかながら相違が現れることがあります。
露出
Autodesk® Rendering は、実世界の照明条件をシミュレートするために、高度な露出コントロールを自動的に適用します。これらの設定は、[クラウドでレンダリング]ダイアログ ボックスで調整することができます。

Autodesk Revit 2018.2 以降でレンダリングする

2022 年 7 月 15 日より、Autodesk Revit 2018.2 以前の[クラウドでレンダリング]は機能しなくなりました。これは、Autodesk Cloud Rendering for Revit を使用しているお客様に影響します。[クラウドでレンダリング]ダイアログで[レンダリング]をクリックすると、アップロードの失敗として「レンダリング サービスは要求を完了できませんでした。このファイルはアップロードできませんでした」というメッセージが表示されます。

代わりに、Revit の新しいバージョン(2018.3 以降)または製品内レンダリングに移行することをお勧めします。Revit LT の場合、リアリスティック ビューを使用するか、後工程レンダリング ワークフロー用に FBX に書き出すことをお勧めします。

この変更は、既存のレンダリング結果には影響しません。レンダリング ギャラリーの既存のレンダリング結果には引き続きアクセスでき、ページの[マイ レンダリング]ポータルから再レンダリングすることができます。

Autodesk Revit 2018.3 以降でレンダリングする

  1. Revit プロジェクトで 3D ビューを開き、[表示]タブ[グラフィックス]パネル[クラウドでレンダリング]をクリックします。プロンプトが表示されたら、Autodesk Account にサインインします。
  2. ビューを選択し、設定を調節し、[レンダリング開始]をクリックします。

    Revit により、プロジェクトのレンダリングに必要な情報のみを含むバージョンが作成され、レンダリング サービスに送信されます。送信が終了すると、ウィンドウの一番上に通知が表示されます。Revit で作業を続けることもプログラムを終了することもできます。

  3. Revit からレンダリングの進行状況をモニタするには、[表示]タブ[グラフィックス]パネル[レンダリング ギャラリー]をクリックします。

Revit 用光源解析

Light Analysis Revit (LA/R)プラグインは、Autodesk® Rendering サービスを使用して、Revit 内から非常に高速で物理的に正確な昼光解析を行います。詳細は、オートデスクの建物パフォーマンス解析(BPA)のヘルプを参照してください。