アンインストール スクリプトの作成、アンインストール アプリケーション、アンインストール パッケージ、および Update のアンインストール
最初に、アプリケーションまたはパッケージ モデル配置に使用できるアンインストール スクリプトを作成します。次に、アプリケーション モデル配置がある場合は、ハイブリッド配置にも使用できる Configuration Manager アンインストール アプリケーションを作成します。パッケージ モデル配置の場合、Configuration Manager アンインストール パッケージを作成します。
アプリケーションまたはパッケージ モデル配置用のアンインストール スクリプトを作成する
- アンインストールする製品の管理イメージが含まれているフォルダに移動します。
- Install <配置名>.bat ファイルをコピーします。
- コピー先のファイルの名前を Uninstall.bat に変更します。
- Uninstall.bat を開き、最後の行以外のすべての行を削除します。
- rem を削除して、アンインストール コマンド(スクリプトの最後の行)をアクティブにします。アンインストール コマンドには、次のコンポーネントがあります。
- イメージ フォルダ内の Installer.exe の呼び出し。
- "- i uninstall" は、アンインストール ワークフローを指定します。
- "- q" は、サイレント アンインストールを行います。
- "- m" は、アンインストールする製品を決定するためのマニフェスト ファイルを指定します。
- アンインストール スクリプト ファイルを保存します。
アプリケーション モデル配置用アンインストール アプリケーションを作成する
- Configuration Manager で製品アプリケーションに移動します。
- 製品アプリケーションをクリックし、右クリックして[プロパティ]を選択します。
- [配置の種類]をクリックします。
- 製品の配置の種類を選択し、[編集]をクリックします。
- [プログラム]タブをクリックします。
- [このアプリケーションをアンインストールするコマンドを指定]領域で、[参照]([プログラムのアンインストール]の横)をクリックします。
- [すべてのファイルを表示]を選択し、作成した Uninstall.bat ファイルを選択します。
- ウィザードが終了するまで[OK]をクリックします。
パッケージ モデル配置用アンインストール パッケージを作成する
次の手順に従ってアンインストール パッケージを作成したら、他のパッケージと同様に配布および配置することができます。アンインストールする製品が、同じデバイスに対して同時に[インストールが必須]に設定されていないことを確認します。この設定では、同じワークステーションに製品が再インストールされます。
ヒント: 製品のアンインストール パッケージに対して[必須]配置オプションを選択した場合、アンインストール スクリプトが自動的に実行され、選択したデバイス コレクション内のすべてのコンピュータからオートデスク製品がアンインストールされます。
- ¥Software Library¥Overview¥Application Management¥<パッケージ> に移動します。
- [パッケージを作成]を選択します。
- 必要な情報を入力します。
注: [このパッケージにソース ファイルを含める]オプションに対しては、共有ネットワークの場所に作成した製品のアンインストール フォルダに移動して選択します。
- [次へ]をクリックし、[標準プログラム]を選択して、もう一度[次へ]をクリックします。
- 標準プログラムのオプションを入力します。
- 名前。アンインストール パッケージの名前。
- コマンド ライン。作成した Uninstall.bat ファイルに移動します。
- 実行。Uninstall.bat を非表示で実行するかどうかを選択します。
- 実行モード。推奨: [管理者権限で実行]を選択します。
- [次へ]をクリックして、[要件]に進みます。
- 最初に他のプログラムを実行するかどうかを選択します。
- アンインストールが特定のプラットフォームでのみ実行されるかどうかを指定します。
- [次へ]をクリックして設定を確定し、ウィザードを終了します。
製品の更新パッケージをアンインストールする
次の手順に従って製品の Update のアンインストール パッケージを作成したら、他のパッケージとして配布および配置することができます。アンインストールする Update が、同じデバイスに対して同時に[インストールが必須]に設定されていないことを確認します。この設定では、同じワークステーションに Update が再インストールされます。
ヒント: Update のアンインストール パッケージに対して[必須]配置オプションを選択した場合、アンインストール スクリプトが自動的に実行され、選択したデバイス コレクション内のすべてのコンピュータからオートデスク製品がアンインストールされます。
重要: Update アンインストール パッケージを使用していない場合のみ、Update アンインストール パッケージをクライアント マシンにプッシュします。さもないと、プッシュが失敗する可能性があります。[ユーザ エクスペリエンス]ページの[ログオン要件]で、この Configuration Manager の設定、[ユーザがログ オンしていない場合のみ]を使用します。
- Update のアンインストール スクリプトに使用するフォルダを、共有ネットワークの場所に作成します。
ヒント: フォルダに、update-名前-uninstall などのわかりやすい名前を付けます。
- 新しいフォルダを開き、アンインストールする実行可能な Update を追加します。
- 右クリックして、[新しいテキストファイルを作成]を選択します。
- 新しいテキスト ファイルを開き、Update の名前に続いて使用するパラメータを入力します。次の AutoCAD の例では、ユーザの操作なしで、Update をサイレント アンインストールします。
AutoCAD_2019.0.1_Update_64bit.exe /uninstall /quiet
- [名前を付けて保存]を選択し、ファイルの種類として[すべてのファイル(*.*)]を使用します。わかりやすいファイル名を使用し、ファイル名拡張子 .cmd を付けます。
- Configuration Manager でパッケージを作成し、パッケージ情報を入力して、Update アンインストール スクリプトでネットワーク フォルダを指定します。
- [次へ]をクリックして[標準パッケージ]に進み、もう一度[次へ]をクリックします。
- 次のオプションを入力します。
- 名前。アンインストール パッケージの名前。
- コマンド ライン。作成した製品のアンインストール フォルダに移動し、すべてのファイルを選択した後、作成した .cmd ファイルを選択します。
- 実行。アンインストール スクリプトを非表示で実行するかどうかを選択します。
- プログラムの実行条件。ユーザがサイン インしていなくてもアンインストール スクリプトを実行できるかどうかを指定します。
- 実行モード。推奨: [管理者権限で実行]を選択します。
- [次へ]をクリックして、[要件]に進みます。
- 最初に他のプログラムを実行するかどうかを選択します。
- アンインストールが特定のプラットフォームでのみ実行されるかどうかを指定します。
- [次へ]をクリックして設定を確定し、ウィザードを終了します。