カスタム列を作成する

Cost Management では、予算表と契約表をカスタマイズして、さらに個別の計算に一意の列を指定することができます。

既存の列をカスタマイズする

既存の列をカスタマイズできます。これを行うには、次の手順を実行します。

  1. 左側のナビゲーションから [設定] ツールを選択します。

  2. [予算]タブまたは[コスト]タブを選択します。

  3. [予算概要]列または[契約概要]列を展開します。

  4. [管理]をクリックします。

  5. 一番上の列のリストから列を選択します。

  6. アクションを選択します。次のいずれかの操作を行うことができます。

    • [新規追加] をクリックして、選択した列の右に列を追加します。
    • [複製]をクリックして、選択した列(数学演算など)のコピーを作成します。
    • 列名を変更します。
    • 列グループを変更します。
    • テーブル内のデフォルトの位置を変更します。

予算概要列の管理方法をアニメーションで示すデモ。列設定の追加、複製、カスタマイズ方法を紹介しています。

デフォルトの列の式を変更することはできません。列の式を作成するには、式を追加する必要があります。

新しい列を作成する、または既存の列を複製する

既存の列を複製するか、列を作成して、予算表と契約表に新しい計算または個別の計算を行います。

たとえば、[コスト]グループの [承認済み増減管理] の横に [回復可能な増減管理] という列を作成すると、所有者が支払う予定の増減管理が表示されます。これを行うには、次の手順を実行します。

  1. 左側のナビゲーションから [設定] ツールを選択します。

  2. [予算] タブを選択します。

  3. [予算概要列]カードを展開します。

  4. [管理]をクリックします。

  5. [新規追加] を選択します。

  6. 列名を更新します。

  7. 列グループを選択します。

  8. 左側のパネルから、式項目をドラッグしてドロップし、式を作成します。

    左側のパネルに[プロジェクト値]、[既存の列]、[数値]、[括弧]、[If 文]などのドラッグ可能な項目がある列式ビルダー インタフェースが示されているスクリーンショット

  9. 右側のパネルで、値のタイプを選択し、プレビューする値を入力します。

    値タイプの選択項目とプレビュー値の入力フィールドが表示されている右側のパネルのスクリーンショット

  10. 列の位置と表示設定オプションを更新します。

  11. [保存] を選択します。

[回復可能な増減管理] 列が作成されました。列を作成する方法と組み合わせは多数あります。会社のニーズに合わせて計算式を作成するための役立つヒントやコツについては「カスタム計算列の計算式」セクションをご覧ください。

カスタム計算列の計算式

次の項目をドラッグして、列の出力を定義する計算式を作成することができます。

数値領域に値がドラッグされるとデフォルトの数学演算子が追加されます。演算子を選択し、右側のドロップダウン メニューを使用して、演算子を変更できます。サポートされている演算子:

ヒント: 合計を通貨、数値、またはパーセンテージとして表示するかどうかを選択できます。中央の列にある [無題] をクリックします。

通貨、数値、パーセンテージの表示形式を含む、列の合計の構成オプションを示すスクリーンショット

注: 合計列の表示を選択することで、すべての行の合計を使用するか、定義済みの式を使用するを選択することができます。

次のアニメーションは、if 文を使用したカスタム列の作成を示します。

 
注: 上記のビデオに表示されるタブ名([収入]など)は、[設定]ツール内でカスタマイズできます。