Desktop Connector には、パスの長さ制限をユーザに通知するための変更が含まれています。
Desktop Connector では、ディスク上のパス制限を超える可能性のある操作をブロックしたり、パス制限を超えるファイルまたはフォルダに対して一部の制限された操作を許可します。
これは、Microsoft のファイル パスの長さ制限(ファイルは 260 文字、フォルダは 247 文字)によるものです。
Windows のファイル エクスプローラでのナビゲート時、ファイルまたはフォルダのパスが制限を超えていることを示す特別なアイコンが表示されます。また、パスの長さの制限やそのファイルまたはフォルダの現在のパスの長さを示すツールチップも表示されます。
ディスク上のパス制限を超える可能性のある操作を試みると、エラー メッセージ(通常はトレイの吹き出しメッセージ)が表示されて操作がブロックされるか、パス制限を超えるファイルまたはフォルダがスキップされます。
次に例を示します。
パスが長すぎるフォルダにナビゲートしようとすると、エラー メッセージが表示されます。
パス制限を超える可能性がある Desktop Connector ワークスペースにファイルをドラッグ アンド ドロップしようとすると、エラー メッセージが表示されてブロックされます。
一部のファイルのパスが長すぎる場合、フォルダまたはファイルをダウンロードまたは開こうとすると、パス制限を超えなかったファイルまたはフォルダの操作が完了します。パス制限を超えるファイルがあると、警告が表示されます。
ファイルに対する特定の操作は、ファイルをローカル ファイル システムに転送することなく実行できます。このため Desktop Connector では、パス制限を超えているファイルまたはフォルダに対してそのような操作の一部を実行できます。次に例を示します。
パスが制限を超えているファイルまたはフォルダを名前変更または移動することができます。制限を超えるパスを名前変更したり、そこにファイルを移動することもできます。
パスが制限を超えているファイルを(Desktop Connector ワークスペース外のローカル パスに)エクスポートすることができます。
パスが制限を超えているファイルをロックまたはロック解除することができます。