Fusion - ファイルとフォルダの管理

このセクションのトピック


概要

Desktop Connector の最新リリースには、権限に基づいてFusion コネクタのファイルおよびフォルダを管理するためのさまざまなオプションが含まれています。

重要: コネクタ内のファイルとフォルダを変更する前に、Desktop Connector が実行されていることを確認してください。これにより、潜在的な同期の問題や競合を回避できます。

アップロードと移動

コネクタでは、ドラッグ アンド ドロップ操作がサポートされています。

注: アップロードできるファイルは最大 6 GB です。
注: Windows® ユーザは、Inventor ファイルを追加するときにプロジェクト ファイルを選択する必要があります。Inventor のプロジェクト ファイルをカスタマイズする方法については、Inventor プロジェクト ファイルのライブラリ パスを設定するを参照してください。

参照を含むファイル

設計ファイルをコネクタにドラッグすると、収集された参照ファイルもアップロードされます。

参照ファイルや関連データは、アップロードする前に、[参照エクスプローラ]ツールに追加して確認することができます。


開いてダウンロードする

ファイルをダブルクリックして開きます。また、この操作により、コネクタにファイルが一度だけダウンロードされます。

注: Inventor ファイルを開くときに、プロジェクトの既定の .ipj ファイルが使用されます。

設計ファイル

Fusion 設計ファイルはどのワークフローでも Desktop Connector によってダウンロードされず、そのため Desktop Connector からコピーまたはエクスポートできません。

コンポジット デザインは、アセンブリ内の関連ファイルの表示可能なコンテナです。Fusion Web クライアントを使用してコンポジット デザインを作成することができます。

  1. Fusion で、[アップロード]を選択し、次に[アセンブリ]を選択します。
  2. 親ファイルを選択し、関連ファイルを指定します。

すべてのファイルが、単一ファイルとして表示されるコンテナに配置されます。

Desktop Connector では、コンポジット デザインのファイル名拡張子は .viewable で、通常のアセンブリ ファイルではないことを示す固有のアイコンが表示されます。このファイルを Inventor または AutoCAD から開いた場合、コンポジット デザインの表示可能ファイルは有効な CAD ファイルとはみなされません。Desktop Connector では、選択セットにコンポジット デザインが含まれている場合は[開く]コマンドは有効にならず、そのファイルが Desktop Connector によってダウンロードされることはありません。

コンポジット デザイン


削除する

ファイルまたはフォルダを右クリックして[削除]を選択すると、関連するファイルまたはフォルダをコネクタおよびクラウド データ ソースからも削除されます。

コネクタからファイルのみを削除する場合は、右クリックして[空き容量を増やす]を使用します。

注: プロジェクト レベルのフォルダは削除できません。

オフライン作業モードで削除する

[オフラインで作業]モードで削除されたファイルのみが、コネクタから削除されます。ファイルまたはフォルダの削除は同期されず、クラウド データ ソースに残ります。

コネクタから削除したいファイルまたはフォルダを右クリックし、[ローカルを削除]を選択します。ローカルでコネクタからファイルまたはフォルダは削除されますが、データ ソースには残ります。


空き容量を増やす

ディスク容量を確保する必要がある場合は、ファイルまたはフォルダを右クリックして[空き容量を増やす]コマンドを実行して、コネクタからファイルのローカル コピーを削除できます。

注: 影響を受けるファイルは、アプリケーションで開いていたり、保留中のアクションで処理中でないことが必要です。

たとえば、プロジェクトのフォルダとファイル構造をコネクタに保持したまま、ダウンロードされたすべてのファイルを削除したい場合などです。最上位フォルダを選択し、[空き容量を増やす]を使用して、すべてのプロジェクト ファイルをローカルに削除することができます。

注: このコマンドは、各ファイルのローカル コピーのみを削除します。ファイルは引き続きクラウド データ ソースで使用できます。ディスクとクラウドの両方のデータ ソースからファイルを永久に削除するには、代わりに右クリックの[削除]コマンドを使用します。

その他の右クリック メニューのコマンド

ファイルやフォルダを右クリックすると、使用可能なすべてのコマンドが表示されます。

注:

ファイル参照も同時に書き出されます。Inventor ファイルの場合、プロジェクトの既定の .ipj ファイルが使用されます。