穴のドリル加工時に衝突を回避する

ドリル加工の衝突回避は、衝突の可能性を減らすことで、より安全なツールパスの作成に役立ちます。

ドリル加工の衝突回避の使用

  1. [製造] 作業スペースのツールバーで、 [ミル] > [ドリル] > [ドリル] を選択します。[ドリル] ダイアログが表示されます。

  2. [工具]タブで、 [軸とホルダー] チェックボックスをオンにします。

  3. [軸とホルダー モード] ドロップダウン メニューから、軸またはホルダーとパーツとの間に衝突の可能性がある場合の対処方法を選択します。たとえば、 [穴の衝突をスキップ] を選択すると、衝突が検出されたすべての穴がツールパスから削除されます。

  4. [軸クリアランス] 値を入力します。

  5. [ホルダー クリアランス] 値を入力します。

  6. [リンク] タブで、 [ガウジを無視] チェックボックスがオフになっていることを確認します。[退避方法]および[安全距離]の設定が表示されます。

    重要: プログラミングの初期段階で[ガウジを無視]を選択しておくと、計算時間を短縮するのに役立ちます。ただし、ツールパスを完成させる前に、このオプションを選択解除してガウジを確認することをお勧めします。
  7. [退避方法] ドロップダウンメニューから、 [衝突を回避] を選択します。

    衝突を回避するための退避方法

  8. リンク動作中に工具をパーツのサーフェスから遠ざけるために、 [安全距離] を指定します。

    リンク動作中の工具とサーフェス間の安全な距離

  9. 残りのドリル操作をプログラムし、 [OK] をクリックします。