アクティビティ 7: ツールパスをポスト処理する

この最後のアクティビティでは、すべてのツールパスを再生成してシミュレートします。これにより、ツールパスのエラーを特定して修正することができます。ツールパスに問題がなければ、操作をポスト処理して、工作機械で使用する NC コードを生成します。

前提条件

手順

  1. Setup1 のツールパスを再生成します。

    1. ブラウザで、[Setup1]ノードをクリックしてアクティブにします。

      Setup1 を選択

    2. [製造]作業スペースのツールバーで、[ミル] > [アクション] > [生成] ツールパス生成のアイコン をクリックします。

      1 つまたは複数の操作が再生成を必要としないことを示すメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。

  2. ツールパスをシミュレートします。

    1. ブラウザ[Setup1]ノードが選択されている状態で、[製造]作業スペースのツールバーで[ミル] > [アクション] > [シミュレーション] シミュレーションのアイコン をクリックします。

      [シミュレーション]ダイアログが表示され、[シミュレーション]コンテキスト環境が開き、[製造]作業スペースのすべてのタブが置き換えられます。

      シミュレーション

    2. 定義したツールパスを表示するには、キャンバスの下部にあるシミュレーション プレーヤで、[再生]をクリックします。

      シミュレーション

    3. シミュレーションが完了したら、ツールバーで、[シミュレーションを終了] シミュレーションを終了 をクリックします。

  3. HAAS/A-axis を使用してセットアップをポスト処理し、NC コードを生成します。

    1. ブラウザで、[Setup1]ノードをクリックします。

    2. [製造]作業スペースのツールバーで、[ミル] > [セットアップ] > [NC プログラムを作成] NC プログラムのアイコン をクリックします。

      [NC プログラム]ダイアログが開きます。

      ヒント: ブラウザ[Setup1]ノードを右クリックして[NC プログラムを作成]を選択することもできます。
    3. [マシンとポスト]グループの[ポスト]ドロップダウン リストから、[ライブラリから選択]を選択し、ポスト プロセッサを選択します。

    4. 左側のパネルで、[Fusion ライブラリ]を選択します。

    5. 右側のパネルの[フィルタ]タブで、[機能]では[ミル]を選択し、[ベンダー]では[Haas Automation]を選択します。

    6. 中央のパネルで、[HAAS - A-axis (pre-NGC)]ポスト プロセッサを選択し、クリックして[ローカル]フォルダにドラッグします。

      注: ポストをダウンロードして[ローカル]フォルダに移動した後は、この操作を再度行う必要はありません。
    7. 左側のパネルで、[ローカル]を選択します。

    8. 中央のパネルで、[HAAS - A-axis (pre-NGC)]ポスト プロセッサを選択し、[選択]をクリックします。

    9. [プログラム]グループで、プログラムの既定の[名前/番号]を受け入れるか、別の値を指定します。

    10. NC コード ファイルの既定の[出力フォルダ]を受け入れるか、別のフォルダを選択します。

    11. [エディタで NC ファイルを開く]チェックボックスをオンにします。

    12. [ポスト]をクリックして、ファイルをポスト処理します。

      既定の NC エディタが開き、選択したマシンの NC コードが表示されます。

      NC コード

      ヒント: ブラウザで操作を右クリックして[NC プログラムを作成]を選択することにより、個別の操作をポスト処理することもできます。

アクティビティ 7 のサマリー

このアクティビティでは、すべてのツールパスを再生成してシミュレートしました。その後、操作をポスト処理して、工作機械で使用する NC コードを生成しました。