アクティビティ 6: 穴をタップする

このアクティビティでは、既存のドリル ツールパスを複製して編集し、タップ ツールパスを作成します。タッピングは、パーツにねじ穴を作成します。ドリル操作に似ていますが、別のタイプのサイクルを使用します。

前提条件

手順

  1. ドリル操作を複製して、その名前を変更します。

    1. ブラウザで、既存のドリル操作を選択します。

    2. 右クリックして[複製]を選択します。

    3. 新しいコピーをダブルクリックし、名前を Tapping M6 に変更します。

  2. 新しいタップ工具を作成して選択します。必ず、[ポスト プロセッサ]タブで[番号]を 8 に変更し、タイプを[右回りタップ]に変更してください(直径は 6 mm、刃長は 15 mm)。主軸回転速度を 400 rpm に設定します。

    1. ブラウザで、[Tapping M6]ノードを右クリックして[編集]を選択します。

      [ドリル]ダイアログが開きます。

    2. [工具]タブ 工具タブのアイコン で、[選択]をクリックします。

    3. [新規工具] 新規ミル工具のアイコン をクリックします。

    4. [新規工具]リストの[穴あけ]の下で、[右タップ]をクリックします。

    5. [ポスト プロセッサ]タブで、工具の[番号]8 に設定します。

    6. [刃物]タブで、[直径]6 mm に設定します。

    7. [刃長]15 mm に設定します。

    8. [切削データ」タブで、[主軸回転速度]400 rpm に設定します。

    9. [承認]をクリックして、工具を作成します。

    10. 作成した工具を選択し、[選択]をクリックしてダイアログを閉じます。

      重要: ご使用の工作機械でこのツールパスを実行する場合は、[刃物]タブで[ねじピッチ]を設定し、送りパラメータと速度パラメータを調整することが必要な場合もあります。適切な値は工具製造元のカタログに記載されています。
  3. サイクル タイプをタップに変更します。

    1. [サイクル]タブ サイクル タブのアイコン をクリックします。

    2. [サイクル タイプ][右タップ]に変更します。

    3. [OK]をクリックして計算を開始します。

アクティビティ 6 のサマリー

このアクティビティでは、既存のドリルツールパスをコピーし、それを編集して、新しいツールパスを作成しました。これで、このパーツのすべての加工法が完了しました。

処理中のストックを使用して計算されたツールパスを次に示します。

ツールパスと処理中のストック

ツールパスは、赤色の矢印の始点、黄色の早送り動作、緑色の進入動作と退出動作、青色の切削動作、および終点の緑色の矢印で示されています。