アクティビティ 3: 外側を輪郭加工する

このアクティビティでは、複数深さの切削を実行することにより、2D 輪郭で外側のストックを除去します。これにより、外側の壁の粗取りと仕上げが行われます。

前提条件

手順

  1. 新しい 2D 輪郭操作を開始し、[Tutorial Tool (Metric)]ライブラリから、[#2 - Ø16 mm (Flat end mill)]工具を選択します。

    1. [製造]ツールバーの[ミル]タブで、[2D] > [2D 輪郭] 画像 を選択します。
    2. [工具]タブ 画像 で、[選択]をクリックします。工具ライブラリが開きます。
    3. [工具ライブラリ]ダイアログで、[Fusion ライブラリ] > [Tutorial Tools (Metric)]を選択します。
    4. リストから、[#2 - Ø16 mm (Flat end mill)]を選択します。
    5. [選択]をクリックします。
  2. 輪郭選択、切削方向の設定。

    1. [2D 輪郭]コマンド パレットで、[形状]タブ 画像 をクリックします。

    2. モデルの前面下のエッジを選択します。パーツ周囲の青色のチェーンに注目してください。赤色の矢印が外側にあり、パーツ周囲の右回り(CW)方向を指しているはずです。

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    3. ツールパスの方向が図と異なる場合は、矢印をクリックするとツールパスの方向が反転します。

  3. 深さの選択、ボトムを越えて切削するための設定。

    1. [高さ]タブ 画像 をクリックします。
    2. [ボトム高さ]ドロップダウン リストは、[選択した輪郭(s)]に設定する必要があります
    3. ボトム高さの[オフセット]を -2 mm に設定します。これにより、ツールパスがパーツのボトム エッジを越えて切削するようになります。
  4. 複数深さの切削の設定。

    1. [パス]タブ 画像 をクリックします。
    2. [粗取りパス]チェックボックスをオンにします。
    3. [複数深さ]チェックボックスをオンにします。
    4. [最大粗取り切込みピッチ]を 10 mm に設定します。
    5. [最終深さのみ仕上げる]チェックボックスをオンにします。壁に対する仕上げ切削は、深さの切削をすべて完了した後で適用されます。
    6. [OK]をクリックして計算を開始します。

アクティビティ 3 のサマリー

このアクティビティでは、2D 輪郭操作を選択し、ライブラリ工具を選択し、ボトムの深さを設定し、複数深さの切削を実行して余分な外側ストックを除去しました。

計算されたツールパスを以下に示します。 シミュレートされたツールパスを以下に示します。
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ツールパスは、赤色の矢印の始点、黄色の早送り動作、緑色の進入/退出動作、青色の切削動作、および終点の緑色の矢印で示されています。