Fusion の[図面]作業スペースでは、[断面図]コマンドを使用して、特定の線に沿ってデザインを切り抜き、非表示にしたデザイン要素に明確な注釈を付けることができます。
断面ビューは、デザインを切り取って内側を表示する図面ビューです。
親ビュー上に断面線を定義すると、断面ビューはその断面線に沿った切断面の表面領域を表します。
アセンブリ全体の断面ビューを作成したり、断面ビューからコンポーネントを除外することができます。
ベース ビュー、投影ビュー、または別の断面ビューから断面ビューを生成できます。
また、断面線が切断するジオメトリだけを表示したり、断面線を越えるすべてのジオメトリを表示したり、断面線を越える指定した量のジオメトリを表示したりするように、断面図の奥行きをコントロールすることもできます。

断面ビューには次の 4 つのタイプがあります。
全断面: 切断平面が図面ビュー全体を通過するときに生成されます。

半断面: 切断平面が図面ビューの一部を通過するときに生成されます。

オフセット: 切断平面が曲がり、直線の断面線に沿わないフィーチャを表示する場合に生成されます。

位置合わせ: 切断平面が平行でない 2 つの平面に沿って図面ビュー全体を通過するときに生成されます。

親ビューを移動すると、断面線も移動します。
断面線を調整すると、断面ビューも自動的に更新されます。
断面ビューを削除すると、断面線および断面ビュー ラベルも削除されます。
断面線を削除すると、断面ビューおよび断面ビュー ラベルも削除されます。
断面ビュー ラベルを削除しても、断面ビューと断面線の両方がシート上に残ります。
断面ビューを配置すると、その位置が断面ビューと断面線との間に拘束されます。そのため断面ビューでは、親ビューとの直線的な位置合わせが維持されます。ほとんどの断面ビューでは、位置合わせ拘束は水平方向または垂直方向の位置合わせです。
Shift キーを押します。図面を初めて作成する場合、断面ビュー スタイルは、[図面]作業スペース基本設定で設定された図面規格(ASME または ISO)によって決定されます。