結果のステータス

結果のステータスは、結果の生成プロセスが終了した段階と、基準が満たされたかどうかに関する情報を提供します。すべてのビューで生成された結果のステータスに関する情報を表示できます。

生成された結果のステータスは次のいずれかです。

「収束」結果ステータス

このステータスは、収束制限が満たされている場合に表示されます。これは、ひずみエネルギー履歴の変動、安全率の変動、および反復あたりの体積の変動の関数です。

以下の基準が満たされる場合、結果にはこのステータスが表示されます。

ヒント: [質量を最小化]の目標を使用し、さらに質量を減らしたい場合、生成された結果を開始形状として使用し、生成を再実行することができます。また、[剛性を最小化]の目標を使用し、[質量ターゲット]制限を目的の質量として指定することもできます。

[完了]結果ステータス

このステータスは、ソルバーが結果を生成したが、最終結果反復がスタディ設定で指定された基準の一部を満たしていない場合に表示されます。ただし、それでも有効な結果である可能性もあります。

結果が目標を満たさない場合、以下のいずれかに該当します。

ヒント: 結果サムネイルの上にポインタを合わせると詳細が表示されます。また、ソルバーがスタディ設定で指定されたすべての目標を達成した可能性がある、以前の反復結果を確認することもできます。

[失敗]結果ステータス

このステータスは、ソルバーが反復結果の生成に失敗した場合に表示されます。

ヒント: 結果サムネイルの上にポインタを合わせると詳細が表示されます。

例 1: 結果の収束と完了ステータス - 安全率制限を満たしている

スタディ設定 成果
製造方法: [制限なし]

目標: [質量を最小化]

[安全率]制限: 3
結果の収束および完了ステータス - 比較

この例では、**[完了]結果は[収束]結果と同様に安全率制限を満たしています。結果 2** の**[完了]**ステータスは、材料強度不足や荷重超過などの問題が原因となって発生する場合があります。

例 2: 結果の完了ステータス - 安全率制限を満たしていない

スタディ設定 成果
工具方向: X+, Y+, Z+, Y-, Z-

製造方法: 3 軸加工

目標: [質量を最小化]

[安全率]制限: 3
完了結果ステータス - 最小安全率が安全率制限より小さい

この例では、**[完了]ステータスの理由の 1 つは、結果の最小安全率が[安全率]制限よりも低いことです。[安全率]**制限を達成する前に、反復回数制限に達したようです。この結果を次の生成時の開始形状として使用すれば、デザイン要件により適した結果になる可能性があります。