このトピックでは、自動モデリング ツールを使用して高品質なデザイン代替案を生成するための一連のガイドラインであるベスト プラクティスについて説明します。
選択する面によって、生成されるデザイン代替案に大きな影響があります。次のガイドラインに従うと、高品質なデザイン代替案をすばやく生成できます。
モデルを単純化して、デザイン代替案の生成速度と品質を改善します。自動モデリング ツールを使用して、作成するジオメトリに関連しないボディまたはフィーチャを削除できます。たとえば、デザイン代替案の生成を複雑にする可能性がある、フィレット、面取り、穴、ポケットなどのフィーチャを削除して、選択したオブジェクトをプリミティブ形状に置き換える場合などです。
[面を分割]ツールを使用して、ボディ上の単一の面を同じボディ上で 2 つの面に分割し、生成された新しいジオメトリが既存のボディに接続する場所をより正確にコントロールします。これは、接続を作成する場所を指定するのに役立ちます。
作成するジオメトリのサイズに比例する非常に小さい面は避けてください。
多数の面を接続する場合は、選択する面の数を減らして、自動モデリング ツールを複数回使用します。多くの面を選択すると、デザイン代替案の生成に必要な時間が長くなる場合があります。
ビデオ(3 分 5 秒)
この短いビデオでは、[接続する面]を選択する際のベスト プラクティスについて説明します。
[回避するボディ]は省略可能で、指定しなくてもデザイン代替案を生成できます。ただし、場合によっては、デザインの特定の領域で新しいジオメトリが生成されないようにすることが必要になります。
新しいジオメトリとデザイン内の他のアセンブリとの干渉を避けるべき場所で、新しいボディを作成したら、[回避するボディ]として選択します。これにより、クリアランス、人間の相互作用、または移動するコンポーネントを表すことができます。
より美しく魅力的で興味深い異なるタイプの形状を作成するには、新しいボディを作成して、[回避するボディ]として選択します。
自動モデリングでソリッド ボディの周囲に形状を生成できるようにする場合は、ソリッド ボディの(外部の面ではなく)内部の面を選択します。外部の面を[接続する面]として選択すると、ボディの残りの部分は自動的に[回避するボディ]になるため、自動モデリングではそのボディの周囲に形状を生成できません。これは、既存のデザインで面を接続する場合に重要です。
ビデオ(3 分 21 秒)
この短いビデオでは、[回避するボディ]を選択する際のベスト プラクティスについて説明します。
対称なデザインを作成すると、パフォーマンスと優れた外観を得られることがよくあります。セットアップに認識可能な対称面がある場合、自動モデリングでは、その平面を基準に対称なデザイン代替案を自動的に生成します。この対称面は[フォーム]コンテキスト環境にも引き継がれるため、ボディの片側に対して行った編集は自動的にもう片側にも適用されます。
対称なデザイン代替案を得るには
セットアップが完全に対称であることを確認します。これには、[接続する面]と[回避するボディ]が完全にミラー化されていて、認識可能な対称面が存在する必要があります。