[干渉]ツールを使用して、Fusion で干渉および一致する面を検出する方法について学習します。
ツールバーで、 [検査] > [干渉] を選択します。
干渉の有無を評価するボディまたはコンポーネントを選択します。
[干渉]ダイアログが表示されます。
省略可能: ボディ間の一致する面を検出するには、[一致した面を含める]をオンにします。
[計算] をクリックします。
次の 3 つのうちいずれかの結果になります。
「干渉は検出されませんでした。」というポップアップ メッセージが表示されます。干渉が存在せず、次のいずれかの条件が成り立つ場合はこの結果になります。
[干渉の解析結果]ダイアログ ボックスが表示されますが、コンポーネントの[グループ]の体積はゼロです。[一致した面を含める]オプションをオンにしていて、評価対象のボディ間に一致した面が存在し、評価したボディの重なりがない場合は、通常はこの結果になります。
[干渉の解析結果]ダイアログ ボックスが表示され、ゼロでない正の干渉の[体積]を持つコンポーネントまたはボディの[グループ]が 1 つまたは複数リストに表示されます。[一致した面を含める]オプションをオンにした場合は、既に説明したように、一致した面(体積がゼロの結果)がリストに含まれる場合もあります。
干渉が検出され、すぐに干渉を除去する場合は、次のセクションの手順 6 に進んでください。それ以外の場合は、[キャンセル]をクリックして[干渉]ダイアログ ボックスを閉じます。
要件: 次の条件が成り立つ場合は、ボディ間またはコンポーネント間の干渉について自動除去がサポートされます。
[デザイン]作業スペースの[ソリッド]タブか[サーフェス]タブ、または[フォーム]コンテキスト環境では、干渉の除去はダイレクト モデリング モードの場合にのみサポートされます。
[デザイン履歴をキャプチャ]をオンにしている場合(パラメトリック モデリング モード)、[干渉]ツールは、コンポーネントやボディの重なり(およびオプションで、一致した面)を報告するだけです。これら 3 つの作業スペースでは、パラメトリック モデルに対して干渉の除去は使用できません。
[単純化]作業スペース内では、モデルへの変更はすべてパラメトリックです。ただし、干渉の自動除去はサポートされます。つまり、[単純化]作業スペースの[干渉]ツールは、ボディ間およびコンポーネント間の干渉をすべてのモデルから削除することができます。
次の手順は、ダイレクト モデリング モード(任意のモデリング作業スペース内)の場合、および[単純化]作業スペース内のすべてのモデルの場合に適用されます。干渉の除去手順は、前の干渉の検出手順からの続きになります。