[接面チェーン]のリファレンス

[接面チェーン] 設定を使用すると、Fusion の特定のツールで接線接続されたジオメトリを選択することにより、選択セットを動的にコントロールすることができます。

[フィレット][面取り] などのツールでは、 [接面チェーン] が既定でオンになっているため、フィレットまたは面取りするエッジを選択すると、接線接続されたエッジが自動的に選択セットに含まれます。

接線接続されたエッジを含めない場合は、 [接面チェーン] をオフにすることができます。

[フィレット]の例

1 つのボディから初めて、1 回の[フィレット]操作を次のように行った場合:

接面チェーン: 開始

[接面チェーン]がオフの状態では、一度に 1 つのエッジを選択し、次のような[フィレット]の結果になります。

接面チェーン オフ: 選択 接面チェーン オフ: 結果

[接面チェーン]がオンの状態では、接線接続されたエッジを選択し、次のような[フィレット]の結果になります。

接面チェーン オン: 選択 接面チェーン オン: 結果

[タイムライン]をロールバックして、前の[フィレット]操作にエッジを追加した場合:

接面チェーン オン: 前のフィレット選択を更新 接面チェーン オン: 前のフィレット結果を更新

後の方の[フィレット]操作を再実行すると、選択セットが更新されて、新しい接線接続されたエッジが追加され、次のような[フィレット]の結果になります。

接面チェーン オン: 更新された選択 接面チェーン オン: 更新された結果

[面取り]の例

1 つのボディから初めて、1 回の[フィレット]操作を次のように行った場合:

接面チェーン: 開始

[接面チェーン]をオフにすると、一度に 1 つのエッジを選択することになり、[面取り]の結果は次のようになります。

接面チェーン オフ: 選択 接面チェーン オフ: 結果

[接面チェーン]をオンにすると、接線接続されたエッジを選択することになり、[面取り]の結果は次のようになります。

接面チェーン オン: 選択 接面チェーン オン: 結果

[タイムライン]をロールバックして、前の[フィレット]操作にエッジを追加した場合:

接面チェーン オン: 前のフィレット選択を更新 接面チェーン オン: 前のフィレット結果を更新

後の[面取り]操作を再実行すると、選択セットが更新されて、新しい接線接続されたエッジが含まれます。[面取り]の結果は次のようになります。

接面チェーン オン: 更新された選択 接面チェーン オン: 更新された結果