[メッシュ設定]ダイアログ

メッシュ設定を指定する際に使用します。

次のパラメータでは、メッシュ サイズ、遷移比、およびその他の一般的なオプションを指定します。メッシュが精細になるほど、(要素の数が増えるため)解析の処理時間は長くなりますが、より正確な結果を得ることができます。メッシュが粗いほど、解析時間は短くなりますが、不正確な結果が生成される可能性もあります。理想的なメッシュを作成するには、品質とパフォーマンスのバランスを考慮する必要があります。

[メッシュ設定]ダイアログ ボックスにアクセスするには、[メッシュ]ブラウザ ノードを右クリックし、[メッシュ設定]を選択します。

数値を入力して指定するメッシュ設定

設定 用途 既定 他の要件がない場合の推奨範囲
平均要素サイズ - ソリッド(モデル サイズの比率(%)) ソリッド要素の平均要素サイズを指定します。 10% 5 ~ 10%
最小要素サイズ(平均サイズに対する割合(%)) 小さなパーツやフィーチャでは、メッシュ サイズは自動的に縮小されます。この値で、リファインメント時の要素サイズの下限値を指定します。この下限値は平均要素サイズを基準に指定されます。 20% 10 ~ 20%
[最大円弧角] 円弧の最大角度を指定します。この設定は、曲線エッジと曲面サーフェス上の要素の数に影響します。角度が小さいほど、曲線上の要素の数は多くなります。 60° 30 ~ 60°
[評価係数] 精細な要素と粗い要素の間のメッシュ サイズの遷移比をコントロールします。評価係数は、2 つの隣接する要素のエッジ長さの最大比率です。たとえば、1.5 を設定すると、要素のエッジの長さは隣接する要素のエッジの長さの 1.5 倍以下に制限されます。 1.5 1.5 ~ 3.0

メッシュ作成オプション(チェック ボックスでアクティブ化)

設定 用途 既定 推奨値
[曲面要素を作成] 高次の要素を使用して、曲線エッジと曲面でメッシュを作成します。オフの場合、要素のエッジや面は直線になるため、フィーチャに丸みがある場合はモデルの表現の精度が低くなる可能性があります。 オンにした場合 モデルが複雑であるために有効なメッシュの生成が難しくなる場合を除き、丸みのあるフィーチャを含むモデルではオンにしてください。
[アセンブリ メッシュではパーツに基づいた寸法を適用] オンの場合、要素の長さはアセンブリの境界領域ではなく各パーツの境界領域を基準とします。 オフ 小さなフィーチャがそれほど影響しないか、臨界応力領域から完全に削除されている場合を除き、パーツのボリュームが大幅に変化する場合はオンにしてください。
注: メッシュは、スタディを解析する前に生成してプレビューすることができます。メッシュを生成し、それを確認するには、[メッシュを生成]コマンドおよび[メッシュの表示設定を切り替え]コマンドを使用します。