[シミュレーション]作業スペースでグローバルな角慣性荷重を設定する

グローバル荷重は、スタディ内のすべてのパーツまたはボディに適用されます。1 つのスタディに適用できるグローバルな荷重は 1 つのみです。

次の手順は、次のスタディのいずれかを設定していることを前提としています。

構造座屈のアイコン 構造座屈

静的応力のアイコン 静的応力

非線形静的応力のアイコン 非線形静的応力

モード周波数のアイコン モード周波数

シェイプ最適化のアイコン シェイプ最適化

  1. [シミュレーション]作業スペースの[設定]タブで、[荷重] > [グローバル角慣性荷重] グローバル角慣性荷重のアイコン を選択します。

  2. [グローバル角慣性荷重]ダイアログで、3 つの[方向タイプ]オプションのうちいずれかを選択します。

    • 法線荷重方向のアイコン [法線]: この方向タイプでは、角荷重の回転軸の方向を決める 2 つのエンティティを選択する必要があります。

      • [基準位置]: 回転軸に沿った点の位置を定義する、平坦面、エッジ、または頂点を選択します。3 つのマニピュレータ矢印が軸の位置の周りに表示されます。これらの矢印をドラッグするか、[軸の位置]セクションでオフセット([X 距離]、[Y 距離]、**[Z 距離]**)を指定できます。

        注: X 距離、Y 距離、Z 距離は、グローバル座標系には対応しません。これらは、選択した基準位置エンティティのローカル座標系をベースとします。
      • [参照方向]: 回転面(回転の軸に対して垂直)を定義する場合に、この参照を使用します。[参照方向]をクリックすると、[基準位置]選択モードから[参照方向]選択モードに変わります。次に、平坦面を選択し、選択した平坦面と平行な回転面を定義します。[基準位置]で選択したものと同じ面を選択することはできません。回転面が[基準位置]面と平行な場合は、[参照方向]で代わりに別の平行面を選択します。

    • 軸荷重方向のアイコン [軸]: 回転の軸を定義するエンティティのタイプを次のいずれかから選択します。

      • [直線エッジ]: 回転の軸が、選択したエッジと同一直線上に位置します。
      • [円柱面]: 回転の軸が、選択した円柱面の中心線と同一直線上に位置します。面は、円柱全体(360°)または円柱の一部分(< 360°)とすることができます。
    • 荷重方向 - ベクトルと成分のアイコン [ベクトル(x、y、z)]: グローバル軸をベースとする加速度の X、Y、**Z** の各成分を指定します。

  3. 必要に応じて、[速度] 速度アイコン をクリックし、[速度成分]の設定の表示/非表示を切り替えます。

  4. 必要に応じて、[速度成分]セクションで [単位をオーバーライド]アイコン [単位をオーバーライド]をクリックし、グローバルな角速度を定義するための別の単位を選択します。次に、ドロップダウン リストから目的の単位を選択します。

  5. [速度成分]セクションで、手順 2 での選択に応じて次のいずれかのパラメータを指定します。

    • 角速度の[大きさ]。または、
    • 角速度の各成分(X、Y、**Z** のグローバル軸について)。
  6. 必要に応じて、[加速度] 加速度のアイコン をクリックし、[加速度成分]の設定の表示/非表示を切り替えます。

  7. 必要に応じて、[加速度成分]セクションで [単位をオーバーライド]アイコン [単位をオーバーライド]をクリックし、グローバルな角加速度を定義するための別の単位を選択します。次に、ドロップダウン リストから目的の単位を選択します。

  8. [加速度成分]セクションで、手順 2 での選択に応じて次のいずれかのパラメータを指定します。

    • 角加速度の[大きさ]。または、
    • 角加速度の各成分(X、Y、**Z** のグローバル軸について)。
  9. [OK]をクリックして荷重を適用し、ダイアログを閉じます。