[しきい値]のガイド付き結果は、最初に[結果]を入力したときに既定で表示されます。ここでは解析を実行する前に、スタディ設定で対象の各コンポーネントの最大温度しきい値を定義する必要があります。
ガイド付き結果の上部セクションでは、[しきい値]の結果が解釈され、コンポーネントが最大温度しきい値を下回っているかどうかが示されます。結果を理解しやすいよう、モデルで示される色は、ガイド付き結果と凡例の色と同じになっています。
[しきい値]の結果には、コンポーネントが最大温度しきい値未満を維持できる可能性を表す、4 つの結果が示されます。
赤色: コンポーネントの温度が温度しきい値を超えています。
黄色: コンポーネントの温度は温度しきい値未満ですが、20% 範囲内に入っています。
緑色: コンポーネントの温度は、温度しきい値より 20% を超えて低い温度です。
色なし: スタディ設定で、コンポーネントに最大温度しきい値が設定されていません。
インタラクティブな凡例をクリックしてコンポーネントのゴースを表示し、問題のある領域に注目できるようにします。凡例の各色付きセクションの長さは、そのカテゴリに入る温度しきい値を持つコンポーネントの比率を表しています。
ガイド付き結果パネルの下部には、コンポーネントがその最大温度しきい値未満の温度を維持する可能性を高めるための方法が示されます。各推奨事項は、電子部品の冷却のベスト プラクティスと、特定のスタディのスタディ設定に基づいています。
ヒート シンクを追加したり、ファンの流れの方向を反転させるなど、パラメータを 1 つ変更することで 1 つのコンポーネントの温度を改善できても、別のコンポーネントには悪影響を及ぼす可能性があります。したがって大抵は、パラメータを何度も繰り返し調整することになります。