Fusion または別の CAD パッケージで作成されたデザインを開きます。
作業スペース メニューをクリックし、[シミュレーション]作業スペースを選択します。
初めて[シミュレーション]作業スペースにアクセスすると、[新規スタディ]ダイアログ ボックスが自動的に表示されます。
[新規スタディ]ダイアログで、[スタディ タイプ]として[射出成形シミュレーション] を選択します。
スタディ名を変更するには、[射出成形シミュレーション]サマリー イメージの右上にある[設定] をクリックし、[戻る]をクリックして変更を適用します。
[新規スタディ]ダイアログで、[スタディを作成]をクリックし、[シミュレーション]作業スペースで新しい射出成形シミュレーション スタディを開きます。
キャンバスで、射出成形シミュレーション プロセス中に充填するボディを選択します。
各スタディに対して選択できるボディは 1 つだけです。デザイン内の他のボディを充填する場合は、新しい射出成形シミュレーション スタディを作成します。
自動的に表示される[設定の概要]ダイアログで、スタディの設定を確認します。[解析\] > \[設定の概要] をクリックして、リボンから開くこともできます。
射出成形シミュレーション スタディは、既定の材料に基づくすべての既定の設定を使用して実行できます。一部の設定を修正する場合は、[設定の概要]ダイアログで適切なアイコンをクリックするか、リボンからコマンドを開きます。スタディの修正方法に関するワークフローについては、次のセクションを参照してください。
[プリチェック]により、スタディ設定の準備ができていると表示された場合、[設定の概要]ダイアログで[解析]をクリックするか、[解析] > [解析]
をクリックして、スタディを実行します。
スタディが解析されたら、[結果] > [結果] をクリックして結果を表示します。
(省略可能)ブラウザで、修正するスタディをダブルクリックします。
[設定]タブで、[マテリアル\] > \[スタディのマテリアル] をクリックして、材料を適用、表示、または編集します。
射出成形シミュレーション スタディには既定の材料が自動的に割り当てられますが、マテリアル データベースから他の材料を選択することもできます。成形品の成形に使用する樹脂は、射出成形プロセスの主要な構成要素です。正確なシミュレーションを行うには、実際の材料に近い材料を選択します。
[マテリアル\] > \[材料特性] をクリックして、選択したスタディ マテリアルのプロパティを表示します。
スタディで選択した樹脂のプロパティを確認および検索します。
[境界条件\] > \[射出位置] をクリックして、樹脂を成形品に射出する位置を定義します。
金型の末端部分まで同時に同じ圧力で充填するために最適な射出位置を選択します。外観要件が高い面は避けてください。
[境界条件\] > \[外観要件が高い面] をクリックして、外観不良があってはならない、外観要件が高い面を定義します。
モデル内で視覚的にアピールする必要がある面を選択します。これらの面はキャンバス上で緑色で表示されます。外観不良が発生するため、射出位置を外観要件が高い面に配置することは避けてください。
[プロセス設定\] > \[プロセス設定] をクリックして、射出成形シミュレーション プロセスのマシン設定を指定します。
マテリアル データベースの既定の設定を使用することも、シミュレーション時に自動的に計算される既定の設定を使用することもできます。これらの設定を修正する場合は、材料メーカーが推奨する値の範囲内に収めます。
[解析\] > \[設定の概要] をクリックして、スタディの設定を確認します。
[プリチェック]により、スタディ設定の準備ができていると表示された場合、[解析\] > \[解析]
をクリックして、スタディを実行します。
スタディが解析されたら、[結果\] > \[結果] をクリックして結果を表示します。