初期角速度は、解析の開始時にボディに回転運動を適用し、ボディが既に動いている実際のシナリオを再現するために使用されます。
これらの手順は、[シミュレーション]作業スペースで作業していて、イベント シミュレーション スタディが作成されていることを前提としています。
 ([シミュレーション]作業スペース > [設定]タブ > [荷重]パネル > [初期角速度])をクリックし、[初期角速度]ダイアログを開きます。
キャンバス内で、移動するボディを選択します。
[方向タイプ]を設定します。
 [法線]では、ボディの回転方向を、方向参照面に垂直に指定できます。
必要に応じて、位置参照に関連付けられている 
 [選択]をクリックし、参照オブジェクトを選択します。3 つのマニピュレータが表示されます。ドラッグして位置を指定することができます。
方向参照に関連付けられている 
 [選択]をクリックし、参照オブジェクトとして平面を選択します。モーションの方向を示す回転記号が表示されます。方向が正しくない場合は、別の面をクリックします。
速度の大きさを入力します。
位置参照を指定している場合、まだマニピュレータを使用して方向を決めていなければ、X、Y、Z の各位置コンポーネントに距離を入力して方向を定義します。
 [軸]を使用すると、単一の円柱面または直線状エッジを基準にして、ボディの回転方向と回転の位置を指定できます。
位置参照に関連付けられている 
 [選択]をクリックし、参照位置として円柱面または直線状エッジを選択します。3 つのマニピュレータが表示されます。ドラッグして位置を指定することができます。モーションの方向を示す回転記号が表示されます。方向が正しくない場合は、別の面をクリックします。
速度の大きさを入力します。
まだ 3 つのマニピュレータを使用して方向を決めていない場合は、X、Y、Z の各位置コンポーネントに距離を入力して方向を定義します。
 [ベクトル(x、y、z)]を使用すると、x、y、z の方向コンポーネントに値を入力して、回転方向を指定することができます。
位置参照に関連付けられている 
 [選択]をクリックして、参照位置として、平面、エッジ、または頂点を選択します。3 つのマニピュレータが表示されます。ドラッグして位置を指定することができます。
速度の大きさを入力します。
3 つのマニピュレータを使用してまだ方向を決めていない場合は、X、Y、Z の各位置コンポーネントに距離を入力して方向を定義します。
X、Y、または Z の方向コンポーネントに値を入力して、回転軸を指定します。モーションの方向を示す回転記号が表示されます。方向が正しくない場合は、値と軸を変更します。
[OK]をクリックして変更内容を確定し、ダイアログを閉じます。