剛体コネクタは、複数のボディの移動自由度をまとめて組み合わせたものです。剛体コネクタ拘束は、次のシミュレーション解析で利用可能です。
 静的応力
 モード周波数
 構造座屈
 非線形静的応力
 準静的イベント シミュレーション
 動的イベント シミュレーション
次の例を考えてみます。立方体は、剛体コネクタがアタッチされているエッジの周りを回転できます(イメージの「1」)。また、剛体コネクタと立方体は、ピラミッドの先端のアンカー ポイントの周りを自由に回転できます(イメージの「2」)。両方のソリッド ボディの頂点とエッジは回転運動を妨げることができません。実際、ピラミッドの先端はボール ジョイントのように機能して、コネクタとアタッチされたボディはどんな方向にも回転できます。

剛体コネクタのみを使用して、この動きを防ぐには、次の 3 つの剛体コネクタが必要です。
または、3 つのアンカー ポイントが直線上にない限り、2 つ目、3 つ目の剛体コネクタのアンカー ポイントを別のソリッド ボディの頂点にアタッチすることができます。