重要:
設計作業で達成すべき安全率は、オートデスクから提示できるものではありません。安全率ガイドラインの調査はお客様ご自身の責任で行い、該当するコード、設計標準、および許容可能なプラクティスに準拠していることを確認してください。ただし、安全率の決定に影響を及ぼす要因については、このページで説明しています。
有限要素解析(FEA)は、複雑なジオメトリの応力を決定する際の理論的で数学的な方法です。この仮定と近似処理(材料の特性、荷重、および拘束)がプロセスの一部として実行されます。また、メッシュは実際のパーツの離散化した近似です。可能な限り、設計の安全性と整合性を確認するためのテストを実行する必要があります。もちろん、このようなテストは、特に破壊テストの場合常に実現可能ではなく、また実際的ではありません(たとえば、橋や建築物を設計している場合など)。構造物または巨大で高価な鋳造や鍛造の場合は、応力の結果を確認するためにひずみのゲージ テストを使用することができます。さらに、パーツの作成に使用する材料のサンプルから材料特性を確認することができます。
最小許容安全率は、法律、建築または設計コード、企業の技術規格、実験的な経験などにより定められているか、契約で指定されています。たとえば、NASA® (航空宇宙産業)および圧力容器やクレーンの業界には、設計安全率の厳密なガイドラインがあります。ただし、多くの業界および政府の機関では、確立された設計と安全率の基準は存在しないか、あるいは多様化しています。包括的あるいはユニバーサル設計専用の安全率の標準は存在しません。
いくつかの一般的な安全率、および一般的な推奨事項の詳細については、次の Web サイトで参照することができます。参考までに提示しますが、オートデスクはこれらの Web サイトを運営している組織とは何ら関連はありません。これらの Web サイトに記載された情報の精度は弊社が保障するものではなく、またそれらの情報をどう解釈し、使用するかについても弊社が責任を負うものではないことをご了解ください。
必要に応じて Web 上でその他のリソースを検索したり、他の言語で同様のリソースを検索してください。