クロス フレーム パラメータのリファレンス

クロス フレーム パラメータは、クロス フレームとそのパーツを配置、位置合わせ、表示します。

クロス フレームは、2 つの桁または単一の桁の 2 つのウェブの間に配置された 3D パーツによって表されます。

クロス フレームの原点	橋に沿ったオフセット
道路線形	クロス フレームの角度

クロス フレームが同じ桁の 2 つのウェブの間にある場合、その位置は 2 つの桁の場合と同じです。ただし、クロス フレームの原点では、斜線と桁の左ウェブ原点の交点に水平に配置されます。左のウェブ位置を決定するには、桁に TopWidth 寸法を指定する必要があります。ウェブの原点は、TopWidth の半分だけ左にシフトした桁の原点です。

クロス フレームの原点	橋に沿ったオフセット
道路線形	TopWidth

ウェブの位置合わせ

多くの場合、クロス フレームの原点は、左桁のウェブの上部中央に位置合わせされます。ただし、クロス フレームは左のウェブの右端に接触している必要があります。桁に上部フランジがある場合、場合によってはクロス フレームの上部をフランジの下部に配置する必要があります。この処理は、クロス フレームとその左の桁の関係を確立することで行われます。左の桁は、クロス フレームを桁に正しく取り付けるための寸法を提供します。提供される寸法はパーツ設計者が決定しますが、これにはウェブやフランジの厚さなどの寸法が含まれる場合もあります。InfraWorks はこの関係を次のように処理します。

• 左桁からすべての寸法を読み込みます
• 寸法名に LeftGirder の接頭語を付けます
• これらの寸法をクロス フレームに渡します

したがって、クロス フレーム パーツは左桁のすべての寸法にアクセスできます。

同様に、右桁のすべての寸法名には RightGirder の接頭語が付けられ、右ウェブに合わせて適切に配置できるようにクロス フレームに渡されます。関連付けられている桁が 1 つしかない場合、LeftGirder と RightGirder の寸法は同じ値になります。

クロス フレームは、パーツ間に関係がある桁にのみ関連付けられていることを確認することが重要です。そうしないと、クロス フレームが桁に正しく位置合わせされません。

LeftGirderWebSlope および RightGirderWebSlope は、クロス フレーム座標系でウェブの勾配を提供します。クロス フレームに 2 つの桁がある場合、勾配は各桁の横方向の傾斜に基づきます。それ以外の場合は、桁の WebSlope 寸法に基づきます。