タイム エディタ(Time Editor)のループ タイプ

タイム エディタ(Time Editor)のアニメーション クリップは、「循環」と「プログレッシブ」の 2 つの異なる方法でループできます。一般に、タイム エディタ(Time Editor)は読み込まれたクリップ内のアニメーションに基づいて、適用するループ モードのタイプを決定します。通常、これはウォーク サイクルです。スペース内を前方に移動するアトリビュートのみがプログレッシブになり、それ以外のアニメーション(前後に腕を振るアニメーションなど)が循環になります。

クリップの開始および終了に異なるモードを設定できます。

クリップのループ モードを変更するには:

  1. タイム エディタ(Time Editor)内でアニメーション クリップを選択します。
  2. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)のクリップ タブのクリップ ループ前(Clip Loop Before)およびクリップ ループ後(Clip Loop After)メニューで、新しいモードを選択します。

これらの設定の変更は、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)クリップ ループ前(Clip Loop Before)およびクリップ ループ後(Clip Loop After)モードで行います。「プログレッシブ ループ(Progressive Looping)を使用してウォーク サイクルを作成する」も参照してください。

循環ループ

循環ループは、ループ内の最初のフレームと最後のフレームが一致するループです。キャラクタが腕を振っている場合のように、繰り返されるアクションに使用することができます。これがタイム エディタ(Time Editor)の既定のループ モードです。

アニメーション クリップに循環ループが適用されている場合、ループ領域は黒色で表示されます。

プログレッシブ ループ

プログレッシブ ループもアニメーションを繰り返しますが、ループ サイクルごとに「オフセット」を適用して、アニメーションをパスに沿って前方に押し出します。このタイプのループを使用すると、短いアニメーションからウォーク サイクルを作成できます。

このオフセットは、元のアニメーション クリップの最初のフレームと最後のフレームの位置の差から取得されます。取得されたオフセットは、既定のリロケータと同様に、クリップ内のすべてのルート変換に適用されるため、クリップ内の複数のキャラクタをパスに沿ってプログレッシブにループさせることができます。(カスタムおよび既定のクリップ リロケータの詳細については、「リロケータのオプション」を参照してください。)

アニメーション クリップにプログレッシブ ループが適用されている場合、ループ領域にはアニメーションの拡張方向を示す淡い矢印が表示されます。
プログレッシブ ループ(Progressive Looping)を使用してウォーク サイクルを作成する」を参照してください。