トランスフォーム計算ノード

行列ユーティリティ ノード」も参照してください。

行列式(Determinant)
行列式ノードは、指定された行列の行列式を計算します。行列の行列式は、そのエントリの関数であるスカラー値です。
長さ(Length)
入力ベクトルの長さを計算します。
正規化(Normalize)
入力ベクトルを正規化します。
回転ベクトル(Rotate Vector)
指定された回転で入力ベクトルを回転します。
axisFromMatrix
指定された変換行列から目的の軸(X、Y、または Z)の 3 次元ベクトルを取得します。
columnFromMatrix
columnFromMatrix ノードは、4 x 4 行列から指定された列を返します。
外積(Cross Product)
2 つの入力ベクトルの外積を計算します。
内積(Dot Product)
2 つの入力ベクトルの内積を計算します。
multiplyPointByMatrix
multiplyPointByMatrix ノードは、点と行列の乗算の積を返します。
multiplyVectorByMatrix
multiplyVectorByMatrix ノードは、ベクトルと行列の乗算の積を返します。これは、ベクトルの終点の行列乗算からベクトルの始点の乗算を引いたものを計算することと同じです。
parentMatrix
parentMatrix ノードは入力行列を取り、他の親ターゲットの効果にブレンドします。これは、すべてのターゲットの効果を正規化します。

これを使用すると、複数のターゲット入力のウェイト付き成分を混合して、トランスフォームの親をアニメートすることができます。

プリスペース行列(Pre Space Matrix)ポストスペース行列(Post Space Matrix)アトリビュートを使用して、入力と出力の空間を変更できます。

parentMatrix ノードには、空間行列(Space Matrix)セクションがあり、合成(Composition)タブと行列(Matrix)タブで、追加の multMatrix ノードを必要とせずに、プリスペース行列(Pre Space Matrix)とポストスペース行列(Post Space Matrix)アトリビュートを使用して入力と出力の空間を変更できます。parentMatrix の使用例については、「parentMatrix ノードを使用してオブジェクトをその親に変更する」を参照してください

parentMatrix ノードには、ターゲットごとに次のオプションがあります。
  • ターゲットを有効化(Enable Target): ターゲットを有効にします。
  • ウェイト(Weight): ターゲットに使用されるウェイトです(他のターゲット ウェイトで正規化されます)。
  • ターゲット行列(Target Matrix): ブレンドするターゲット行列です。
  • オフセット行列(Offset Matrix): ターゲット行列からのオフセットです。このオプションを使用すると、あるターゲットから別のターゲットにアニメートするときに、ハンドオフ ポイントでターゲットからのオブジェクトのオフセットをキャプチャできます。
ターゲットを管理(Manage Targets)

ParentMatrix のターゲットを管理(Manage Targets)メニュー

parentMatrix ノードには、ターゲットを管理(Manage Targets)メニューもあります。次のいずれかのオプションを選択します。
選択項目をターゲットとして追加/除去(Add/Remove Selected as Target) 選択したオブジェクトを行列に組み込むか、または行列から除去します。
ターゲット オフセットを初期化(Initalize Target Offset) ターゲットが単一の影響を及ぼすインフルエンス(ターゲットのウェイトが 1.0 で、その他のすべてが 0.0)になったときにオブジェクトが inputMatrix と同じ場所にとどまるように、offsetMatrix を計算します。
スナップ ターゲットのオフセット(Snap Target Offset) ターゲットが単一の影響を及ぼすインフルエンス(ターゲットのウェイトが 1.0 で、その他のすべてが 0.0)になったときにオブジェクトが現在の位置から移動しないように、offsetMatrix を計算します。
有効化(Enable)
エンベロープ(Envelope)スライダをアクティブにして、行列内のターゲット オブジェクトのオフセット強度を指定します。
エンベロープ(Envelope)
行列内のターゲット オブジェクトのオフセット強度のスケール係数を指定します。
rotationFromMatrix
rotationFromMatrix ノードは、4 x 4 変換行列からオイラー回転を抽出します。ノードは、指定された行列が適切に形成された変換(回転、スケール、移動)行列であることを想定します。想定される回転順序は XYZ です。
rowFromMatrix
rowFromMatrix ノードは、4 x 4 行列から指定した行を返します。このノードを使用して、4 番目の行を選択して、4 x 4 変換行列から移動を抽出できます。
scaleFromMatrix
scaleFromMatrix ノードは、4 x 4 変換行列から X、Y、Z スケールを抽出します。ノードは、指定された行列が適切に形成された変換(回転、スケール、移動)行列であることを想定します。
translationFromMatrix
translationFromMatrix ノードは、4 x 4 変換行列から X、Y、Z 移動を抽出します。ノードは、指定された行列が適切に形成された変換(回転、スケール、移動)行列であることを想定します。