近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを ProxNet デフォーマとして使用することにより、変形ドライバ ジオメトリが与える影響の基準を、元の変形されていないシェイプではなく、別の変形したドライバにすることができます。

ワークフロー: armCage ジオメトリでリファレンス ドライバを使用して armHi ジオメトリを変形する
たとえば、ケージ ジオメトリが近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを使用してハイレゾ ジオメトリによって変形されているとします。次に、ケージ ジオメトリ自体を再び使用し、近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを使用してハイレゾ ジオメトリを変形させますが、二重の変形を回避するため、変形したケージをリファレンスとして使用します。

ArmHi および armCage
- 近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを armCage に追加します。(「近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを作成する」を参照してください。)
- アトリビュート エディタ(Attribute Editor) ([Ctrl]+[A])で、proximityWrap1 タブを開いて、固定します。
- armHi を選択し、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)の proximityWrap1 タブのドライバを管理(Manage Drivers)メニューで、armHi をドライバとして追加します。
これで、
armCage は
armHi を使用して変形されるようになりました。
- アトリビュート エディタ(Attribute Editor)の固定を解除し、armHi を選択して、近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを追加します。
- アトリビュート エディタ(Attribute Editor)の proximityWrap2 タブを固定し、ドライバを管理(Manage Drivers)メニューで armCage をドライバとして追加します。
目に見える変化はありませんが、armCage が armHi のリファレンス ドライバとして使用されるようになりました。
- armCage を修正します。変更が armHi に転送されます。