近接ラップを ProxNet デフォーマとして使用する

近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを ProxNet デフォーマとして使用することにより、変形ドライバ ジオメトリが与える影響の基準を、元の変形されていないシェイプではなく、別の変形したドライバにすることができます。

ワークフロー: armCage ジオメトリでリファレンス ドライバを使用して armHi ジオメトリを変形する

たとえば、ケージ ジオメトリが近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを使用してハイレゾ ジオメトリによって変形されているとします。次に、ケージ ジオメトリ自体を再び使用し、近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを使用してハイレゾ ジオメトリを変形させますが、二重の変形を回避するため、変形したケージをリファレンスとして使用します。

ArmHi および armCage

  1. 近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを armCage に追加します。(「近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを作成する」を参照してください。)
  2. アトリビュート エディタ(Attribute Editor) ([Ctrl]+[A])で、proximityWrap1 タブを開いて、固定します。
  3. armHi を選択し、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)の proximityWrap1 タブのドライバを管理(Manage Drivers)メニューで、armHi をドライバとして追加します。
    これで、armCagearmHi を使用して変形されるようになりました。
  4. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)の固定を解除し、armHi を選択して、近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを追加します。
  5. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)の proximityWrap2 タブを固定し、ドライバを管理(Manage Drivers)メニューで armCage をドライバとして追加します。

    目に見える変化はありませんが、armCagearmHi のリファレンス ドライバとして使用されるようになりました。

  6. armCage を修正します。変更が armHi に転送されます。