polySuperShape

スーパーシェイプは、複雑な有機的シェイプを作成できる、立方体および球をベースとするプリミティブです。ただし、これらのシェイプには高度な数学的性質があるため、既定値を使用するベースシェイプを作成してから、関連付けられた superShape ノードのランダム(Random)ボタンをクリックして実験を行い、想定したものに近いシェイプを取得することをお勧めします。後でアトリビュートエディタ(Attribute Editor)を使用してこのシェイプを微調整することができます。

スーパーシェイププリミティブが作成されると、polySuperShape ノードが作成されます。

シェイプ(Shape): ベースシェイプを決定します。オプションにはスーパー楕円(Super Ellipse)、球面調和(Spherical Harmonics)、ウルトラ(Ultra)があります。
半径(Radius): 中心から極までの距離に基づいてプリミティブのサイズを決定します。
水平分割(Horizontal Divisions)、垂直分割(Vertical Divisions): ベースメッシュ上の水平方向または垂直方向の(象限あたりの)サブディビジョン数です。
UV の作成(Create UVs): プリミティブの既定の UV の作成方法を決定します。オプションにはなし(None)、極をつまむ(Pinched at Pole)、極をのこぎり歯(Sawtooth at Pole)があります。
ランダム(Random): ランダムアトリビュートを使用して現在のシェイプ(Shape)のプリミティブを生成します。関連する始点をすばやく作成する場合に便利です。
リセット(Reset): 選択したシェイプ(Shape)のすべてのアトリビュートを既定値に設定します。

らせん(Helix)

このセクションはすべてのスーパーシェイプに共通していて、対応するスーパーシェイプのプロパティを適用する前にジオメトリをらせんシェイプに形成することができます。

頂点のマージ(Merge Vertices): らせんの各端の頂点をマージします。有効な場合、らせん(Helix)の残りのアトリビュートは無効になります。
水平回転(Horizontal Revolutions): らせんの数を決定します。
垂直回転(Vertical Revolutions): コイルの完全性を決定します。
垂直オフセット(Vertical Offset): コイルの伸長を決定します。
内部半径(Internal Radius): コイルの内径を決定します。
Z オフセット(X Offset)、Z オフセット(Z Offset): 対応する方向にコイルのスケールをオフセットします。

スーパー楕円(Super Ellipse)

スーパー楕円(Super Ellipse)は X および Y に沿って指数方程式を使用してプリミティブを生成し、各軸に沿って円弧または逆円弧を作成します。

このセクションには、スーパー楕円シェイプ(Super Ellipse > Shape)に固有のアトリビュートが含まれています。

V 指数(V Exponent): 垂直方向の放物線円弧を計算する場合に使用する指数をコントロールします。
H 指数(H Exponent): 水平方向の放物線円弧を計算する場合に使用する指数をコントロールします。
ミラー(Mirror): V 指数(V Exponent)と一致するようにH 指数(H Exponent)を設定します。

球面調和(Spherical Harmonics)

球面調和(Spherical Harmonics)は球のサーフェスに一連の振動数方程式を適用して、パルストポロジを作成します。

このセクションには、球面調和シェイプ(Spherical Harmonics > Shape)に固有のアトリビュートが含まれています。

V 乗数(V multiplier)、V 指数(V exponent): 垂直方向のシェイプを決定する場合に使用される数値変数をコントロールします。
H 乗数(H multiplier)、H 指数(H exponent): 水平方向のシェイプを決定する場合に使用される数値変数をコントロールします。

ウルトラ(Ultra)

このセクションには、ウルトラシェイプ(Ultra > Shape)に固有のオプションが含まれています。ウルトラシェイプには、自然界に見られる形状のシェイプを作成するための専用アルゴリズムが使用されます。

水平(Horizontal)

ウルトラシェイプの緯度を横切るパターンをコントロールします。

乗数 1(Multiplier 1)、乗数 2(Multiplier 2): ウルトラシェイプの主な水平方向の突起をコントロールします。ウルトラシェイプに両方の値が同時に存在することが可能です。これらをブレンドするには、ミキサ(Mixer)アトリビュートを使用します。
指数 1(Exponent 1)、指数 2(Exponent 2)、指数 3(Exponent 3)、指数 4(Exponent 4): 乗数 1(Multiplier 1) (指数 1(Exponent 1)と指数 2(Exponent 2))、および乗数 2(Multiplier 2) (指数 3(Exponent 3)と指数 4(Exponent 4))の水平方向の押し出しの量をそれぞれコントロールします。
指数 5(Exponent 5): 上記の乗数(Multipliers)および指数(Exponents)から生成された水平方向の突起の全体量をコントロールします。

垂直(Vertical)

ウルトラシェイプの経度を横切るパターンをコントロールします。

乗数 1(Multiplier 1)、乗数 2(Multiplier 2): ウルトラシェイプの主な垂直方向の突起をコントロールします。ウルトラシェイプに両方の値が同時に存在することが可能です。これらをブレンドするには、ミキサ(Mixer)アトリビュートを使用します。
指数 1(Exponent 1)、指数 2(Exponent 2)、指数 3(Exponent 3)、指数 4(Exponent 4): 乗数 1(Multiplier 1) (指数 1(Exponent 1)と指数 2(Exponent 2))、および乗数 2(Multiplier 2) (指数 3(Exponent 3)と指数 4(Exponent 4))の垂直方向の押し出しの量をそれぞれコントロールします。
指数 5(Exponent 5): 上記の乗数(Multipliers)および指数(Exponents)から生成された垂直方向の突起の全体量をコントロールします。