注: FCheck は Windows でのみサポートされています。
ヒント: 輝度、彩度、ガンマ、オフセット、アニメーション スピード コントロール、バンプ ゲイン、バンプ カラーのキーボード キーは、Shift、Alt、Ctrl キーと共に使用できます。Shift、Alt または Ctrl キーを押したままこれらの機能のキーを押すと、バリエーションが増えます。Shift = 10%、Alt = 50%、Ctrl は値をリセットします。
上記のキーの詳細については、「イメージ調整キー」を参照してください。
輝度を調整する
輝度とは、特定イメージにおける放射または反射する光の強さです。FCheck における輝度設定の範囲は、-100~+100 です。次のキーを使用すると、輝度を増減できます:
- =
- 輝度を大きくすると、イメージの輝きの明るさが強くなります。
- -
- 輝度を小さくすると、イメージの輝きの明るさが弱くなります。
彩度を調整する
彩度は、イメージのカラーの鮮やかさです。FCheck における彩度設定の範囲は、-100~+100 です。次のキーを使用すると、彩度を増減できます:
- ' (アポストロフィ)
- 彩度を高くすると、イメージの既存カラーを取得して同じカラーを足し、イメージの色調の光沢が増します。イメージの彩度を高くすると、そのイメージは子供が描いた絵のようになります。
- ; (セミコロン)
- 彩度を低くすると、イメージの白黒トーンの量が増えます。イメージの彩度を完全になくすと(-100)、イメージは白黒表示になります。
ガンマを調整する
ガンマはイメージの全体的な明度です。ガンマに変更を加えると明度だけでなく、イメージのカラーの比率も調整されます。FCheck におけるガンマ設定の範囲は、-100~+100 です。次のキーを使用すると、ガンマを増減できます。
- ]
- ガンマの値を大きくすると、イメージの明度が増し、色が薄くなります。「漂白したような」エフェクトが生じます。
- [
- ガンマの値を小さくすると、イメージの色調が暗くなります。全体的な明度も下がります。
コマンド プロンプトに fcheck -G <gamma> と入力してイメージ/シーケンスを開いても、特定のガンマ値を入力できます。<gamma>は希望するガンマ値を表します。
注: イメージにはガンマの初期値が設定されていますが、適切な値になっていないこともよくあります。Matador などのプログラムで RLA ファイルのガンマ値を変更するのは、Matador はガンマ値 1.0 でイメージを格納する一方で書き込みにはガンマ値 2.2 を使うので、
FCheck や合成ソフトウェアを使ってイメージを表示したときにイメージが色あせて見えるからです。
コマンド ラインで -G オプションを使用して正しいガンマ値を指定すると、意図するイメージを表示できます。これは、ガンマ修正ツールとして動作する FCheck で最も便利なコマンド ライン オプションの 1 つです。