レンダー レイヤにライトを追加

既定では、すべてのライトが各レンダー レイヤに自動的に追加されます。この動作をオーバーライドするには、レンダリングの設定(Render Setup)エディタを開いて、オプション > 既定で各レンダー レイヤにすべてのライトを含める(Options > Include all lights in each render layer by default)を無効にします

レンダー レイヤに特定のライトを追加するには、以下の操作を行います。

レンダー レイヤでライトを無効にする

レンダー レイヤでライトを無効にするには、ライトの有効化(Enable)アトリビュートをオーバーライドします。「レンダー レイヤでライト オーバーライドを作成する」を参照してください。

注: レンダー レイヤでライトを無効にするには オーバーライドを作成する必要があります。オーバーライドを作成せずに単にライトの有効化(Enable)アトリビュートをオフにすると、シーンのライトは無効になりますが、レンダー レイヤのライトは無効になりません。

既定でレイヤにすべてのライトを含める

既定で各レンダー レイヤにすべてのライトを含める(Include all lights in each render layer by default)設定は、ライトが各レンダー レイヤに自動的に追加されるかどうかを決定します。このオプションは既定で有効になっており、オプション(Options)メニューまたは各レンダー レイヤのライト(Lights)コレクションで無効にすることができます。このオプションを無効にすると、上記の方法で明示的に追加されたライトのみが各レイヤに含まれるようになります。このオプションは、新しいシーンまたは旧式のシーン内でいつでも無効にできます。

この設定は、オプションの変数 renderSetup_includeAllLights にプリファレンスと一緒に保存されるため、Maya を再起動しても維持されます。

環境変数 MAYA_RENDER_SETUP_INCLUDE_ALL_LIGHTS を設定して、このオプションをコントロールすることもできます。値を 0 にするとオプションは無効になり、値を 1 にすると有効になります。環境変数の方がプリファレンスよりも優先します。この環境変数が設定されている場合、このメニュー オプションはグレーになり、環境変数の値に従います。