ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

movIn [-file string] [-startTime time] [attributeList]

movIn は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

リストしたアトリビュートに接続されるアニメーション カーブに .mov ファイルが読み込まれます。アニメーション カーブが作成されてアトリビュートに接続されるので、アトリビュートは書込み可能である必要があります。アニメーション カーブがアトリビュートにすでに接続されている場合、読み込まれるデータはそのカーブにペーストされます。

.mov ファイルの読み込みに使用される開始時間は、このコマンドを実行した現在のタイムになります。

有効なアトリビュート タイプは、数値アトリビュート、時間アトリビュート、リニア アトリビュート、角度アトリビュート、以前にリストされたタイプから構成される複合アトリビュート、および以前にリストされたタイプから構成されるマルチ アトリビュートです。サポートされていないアトリビュート タイプを要求すると、コマンドはエラーになり、データは読み込まれません。ユーザ単位が、.mov ファイルで使用されている単位と同じように設定されていることが重要です。単位が異なる場合、リニア値と角度値は不正になります。

.mov ファイルを書き出すには、movOut コマンドを使用します。

戻り値

なし

関連

applyTake, defineDataServer, defineVirtualDevice, enableDevice, filter, movOut, readTake, recordDevice, writeTake

フラグ

file, startTime
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-file(-f) string create
.mov ファイルの名前。拡張子を使用しない場合は、.mov が追加されます。
-startTime(-st) time create
.mov ファイルを読み込む場合の既定の開始時間が現在のタイムになります。startTime オプションは、現在のタイム単位で .mov データの開始時間を設定します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

sphere -n sph;

//    Start importing the data at time 45;
//
currentTime 45;

//    Read in rotation, translation, and scale information from the
//    test.mov file into the sphere. The order of data in the test.mov
//    file must be: rx, ry, rz, tx, ty, tz.
//
movIn -f "sphereMotion.mov" sph.r sph.t;

//    An equivalent way of importing data into the sphere.
//
movIn -f "sphereMotion.mov" sph.rx sph.ry sph.rz sph.tx sph.ty sph.tz;